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第71回 バンコク中心部「セントラルワールド」広場が高橋愛ライブで大盛況に
高橋愛とは、彼女がモーニング娘。を卒業して以来、機会あるたびに海外について語り合ってきた。
モーニング娘。として彼女が世界で観てきたこと、感じてきたこと。私が文化外交活動を通して観てきた世界のこと。世界のたくさんのファンたちがいかに高橋のライブを待ち続けているかも伝えてきた。そんな日々のなか、彼女がライブを中心に築き上げてきたモーニング娘。という伝統は、9期10期11期という新たなメンバーを加えて昇華され、11年半ぶりに日本のヒットチャートで3曲連続1位獲得という快挙を現在進行形でなしとげている。現モーニング娘。の勢いは、まちがいなくさらに加速していくだろう。高橋愛がリーダーを務めていた時期は、「プラチナ期」と呼ばれる。
海外のファンと話していて興味深いのは、プラチナ期あっての今のモーニング娘。と若いファンたちが口々に熱く語ることだ。私がモーニング娘。に出会ったのは、2010年7月のパリライブ。今にして思えば、プラチナ期のメンバーのライブ力がまさに円熟の極みに到達していた時期だった。
モーニング娘。として彼女が世界で観てきたこと、感じてきたこと。私が文化外交活動を通して観てきた世界のこと。世界のたくさんのファンたちがいかに高橋のライブを待ち続けているかも伝えてきた。そんな日々のなか、彼女がライブを中心に築き上げてきたモーニング娘。という伝統は、9期10期11期という新たなメンバーを加えて昇華され、11年半ぶりに日本のヒットチャートで3曲連続1位獲得という快挙を現在進行形でなしとげている。現モーニング娘。の勢いは、まちがいなくさらに加速していくだろう。高橋愛がリーダーを務めていた時期は、「プラチナ期」と呼ばれる。
海外のファンと話していて興味深いのは、プラチナ期あっての今のモーニング娘。と若いファンたちが口々に熱く語ることだ。私がモーニング娘。に出会ったのは、2010年7月のパリライブ。今にして思えば、プラチナ期のメンバーのライブ力がまさに円熟の極みに到達していた時期だった。

海外のファンたちは、つまり私よりずっと前から高橋愛を中心にライブに磨きをかけていたモーニング娘。の動向を、遠い海外から大切に追い続けていたわけである。私が気づくのが、世界に比べて遅すぎたということだけなのだ。

▲空き時間にはトゥクトゥクで町を観光

バンコクでは、8月末~9月頭に毎年開催される「ジャパン・フェスタ」というイベントがあり、ハロー!プロジェクトのメンバーやOGが出演することが恒例のように、タイのファンに認識されている。
「今年は誰なんだろう?」
昨年、タイのファン待望のモーニング娘。のバンコク握手会を取材した際に友人になったタイの若者たちも、ことあるごとにそう口にしていた。私も頻繁に通うようになったバンコク。その今年のジャパン・フェスタに高橋愛が出演することになったのは運命のような気さえしている。
「今年は誰なんだろう?」
昨年、タイのファン待望のモーニング娘。のバンコク握手会を取材した際に友人になったタイの若者たちも、ことあるごとにそう口にしていた。私も頻繁に通うようになったバンコク。その今年のジャパン・フェスタに高橋愛が出演することになったのは運命のような気さえしている。

今年のジャパン・フェスタ会場は、バンコク中心部、セントラルワールドという巨大ショッピングセンター前広場。15時すぎに始まった高橋愛のフリーライブ。会場は立錐の用地もない観衆で埋め尽くされた。
「ライブめっちゃ楽しかったです!」
終演後に、抽選で選ばれた100名ほどのファンとのファンミーティングで高橋は嬉しそうにファンに語りかけた。1時間ほどのライブ。日中の屋外ということもあるが、これほどアーティストと観客の距離が近いライブも滅多にないと思えるほど、高橋とタイが歌を通してコミュニケーションをとる姿は感動的だった。
「ライブめっちゃ楽しかったです!」
終演後に、抽選で選ばれた100名ほどのファンとのファンミーティングで高橋は嬉しそうにファンに語りかけた。1時間ほどのライブ。日中の屋外ということもあるが、これほどアーティストと観客の距離が近いライブも滅多にないと思えるほど、高橋とタイが歌を通してコミュニケーションをとる姿は感動的だった。



「タイはずっとライブで行きたかったのですが、これまで機会がなかったんです。去年モーニング娘。がバンコクに行ったときは、正直ちょっとうらやましかったですね(笑)」最近は日本でもその傾向が増してきたが、海外のハロー!プロジェクトのファンには女子が多い。高橋も改めてそのことを感じたようだ。
「空港で待ってくださっていたファンに女性がとにかく多かったのに驚きました」
「空港で待ってくださっていたファンに女性がとにかく多かったのに驚きました」

私のハロ!プロファンのタイの友人にもとにかく女性が多い。彼女たちにとっては、モーニング娘。をはじめとしたハロ!プロのアイドルたちは、あこがれであり、理想なのだ。だから、ブログのチェックも予断なく、まれに私のことが書かれたり、写真がアップされていると、タイのファンが真っ先に教えてくれる。彼女たちのブログを、海外のファンがいかに楽しみにしているかがリアルにわかる瞬間でもある。アイドルのブログは、世界と日本の重要な扉でもあるのだ。
「タイでライブはとてもしたかったのですが、観客のみなさん集まってくださるかどうかは、始まるまで不安でした。だから、ステージ前のたくさんのみなさんにいちばん驚いたのは正直自分です」
高橋のライブ前には、バンコクのカバーダンスチーム4組が、ハロー!プロジェクト楽曲のカバーダンスを披露した。さらには、高橋のライブ中にも!
「タイでライブはとてもしたかったのですが、観客のみなさん集まってくださるかどうかは、始まるまで不安でした。だから、ステージ前のたくさんのみなさんにいちばん驚いたのは正直自分です」
高橋のライブ前には、バンコクのカバーダンスチーム4組が、ハロー!プロジェクト楽曲のカバーダンスを披露した。さらには、高橋のライブ中にも!
次週は、彼らのダンスでも多くの曲が披露された、モーニング娘。のプラチナ期について、バンコクで高橋と語ったインタビュー、さらにタイのカバーダンスチームのことなども紹介する。
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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
毎週水曜日更新!
※次回の連載も、高橋愛へのバンコクでのインタビューを中心に。
※次回の連載も、高橋愛へのバンコクでのインタビューを中心に。