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第70回 小樽・札幌をロリータファッションの聖地に。官民観光事業が本格スタート
小樽と札幌をロリータファッションの聖地に。そんな官民共同の観光事業が北の地で始まっている。その名も「小樽・札幌ロリカワ観光ツーリズム」というものだ。

私が、ロリータファッションのカリスマモデルである青木美沙子と、外務省が委嘱したカワイイ大使とそのプロデューサーとして世界各地を飛び回ったのが2009年。それから4年、「世界カワイイ革命」の波がいよいよ本格的に日本にも押し寄せてきた感がある。
「小樽や札幌の街はロリータファッションにじつにピッタリではないか!」
地元のみなさんのそんな素朴な発想から本事業はスタートした。
「小樽や札幌の街はロリータファッションにじつにピッタリではないか!」
地元のみなさんのそんな素朴な発想から本事業はスタートした。

だが、それだけで官民が一緒になっての共同事業がスタートできるわけではない。ロリータファッションが似合う場所は、何も小樽や札幌だけではなく、数多く存在する。では、なぜ小樽と札幌だったのだろうか。一言でいえば、地元のみなさんの本気度だったろう。
最初の一歩を踏み出すことの大変さは、アニメ文化外交をスタートさせた当初も、カワイイ大使創設のときも、たくさんの関係者とともに味わってきた。でも、自分たち自身で始めなければ何も始まらないのだ。「小樽・札幌ロリカワ観光ツーリズム」の関係者のみなさんは、じつに積極的だった。私も講演に呼ばれたり、さまざまな場でディスカッションを求められた。
聞くと見るのは大違いと、世界を周っているといつも思う。雪まつりの札幌に講演で呼ばれたとき、札幌在住のたくさんのロリータファッションの女子に会えたことは、本事業を支援させていただくうえで、私の背中を強く押すことになった。日本が観光大国になれるか。その推進のうえで、北海道の存在はとても大きい。実際、海外のみなさんと話していると、北海道に行ってみたいと思っている人はじつに多い。自然、食……そこにファッションが加わるのは、プラス材料に大いになっても、マイナスになることは何もない。一度はロリータファッションを着てみたい。自分がロリータ服を持っていなくても、そう思っている女子は、日本に世界にたくさんいる。そうした潜在的な希望を叶える場所に小樽や札幌がなることも重要だろう。
最初の一歩を踏み出すことの大変さは、アニメ文化外交をスタートさせた当初も、カワイイ大使創設のときも、たくさんの関係者とともに味わってきた。でも、自分たち自身で始めなければ何も始まらないのだ。「小樽・札幌ロリカワ観光ツーリズム」の関係者のみなさんは、じつに積極的だった。私も講演に呼ばれたり、さまざまな場でディスカッションを求められた。
聞くと見るのは大違いと、世界を周っているといつも思う。雪まつりの札幌に講演で呼ばれたとき、札幌在住のたくさんのロリータファッションの女子に会えたことは、本事業を支援させていただくうえで、私の背中を強く押すことになった。日本が観光大国になれるか。その推進のうえで、北海道の存在はとても大きい。実際、海外のみなさんと話していると、北海道に行ってみたいと思っている人はじつに多い。自然、食……そこにファッションが加わるのは、プラス材料に大いになっても、マイナスになることは何もない。一度はロリータファッションを着てみたい。自分がロリータ服を持っていなくても、そう思っている女子は、日本に世界にたくさんいる。そうした潜在的な希望を叶える場所に小樽や札幌がなることも重要だろう。

言ってみれば、京都における舞妓さんのようなことだ。レンタルした舞妓衣装で京都の街を旅しながら歩くように、小樽や札幌をロリータファッションで歩くことも、観光の目玉のひとつになるだろう。京都には実際に舞妓さんがいる。重要なのはこのことだ。ロリータファッションを愛する地元の女子たちが、ロリータファッションを楽しめる時間を増やせる場所の環境作り。これなくしても、観光事業は先に進んでいかない。本物がいるからこそ、観光事業になるのだ。京都に本物の舞妓さんがいなければ、誰もレンタル舞妓衣装で京都の街を歩かない。
世界カワイイ革命を日本国内でも本格的に。官民あげての、そのバックアップは日本の観光事業にとってもとても重要なことだ。
世界カワイイ革命を日本国内でも本格的に。官民あげての、そのバックアップは日本の観光事業にとってもとても重要なことだ。


小樽・札幌ロリカワ観光ツーリズムはスタートしたわけだが、次に大事なのは「継続性」である。カワイイ大使との世界行脚から4年。日本が世界に発信する「カワイイ」を冠にした事業をいろいろな場所で目にする機会も増えてきたが、逆に考えれば4年かかったわけである。何ごとも始めなければ始まれないが、続けなければ続かないのである。誰かが始めた新しい動きを斜めに見るのは簡単だ。だが、世界と日本という切り口で、世界が見る日本像を自分の中に受け入れ、それを国内でも具現化していく。そんな発想も、これからもっと日本にとって必要になってくると思うのだ。世界は日本を「カワイイ」国と見ているのだ。このことにいったいどんな問題があると言うのだろうか。
青木美沙子と、札幌のローカルアイドル「フルーティー」のまほとはづきをモデルに、先日、小樽と札幌で撮影が行なわれ、私も同行した。
小樽・札幌がいかにロリータファッションに似合うか、一目瞭然ぶりを是非写真の数々を見て感じてほしい。
※小樽・札幌ロリカワア観光ツーリズム 公式HP→http://lolikawa.jp/
※青木美沙子、木村優にも会える小樽・札幌モニターツアー http://lolikawa.jp/monitor/
青木美沙子と、札幌のローカルアイドル「フルーティー」のまほとはづきをモデルに、先日、小樽と札幌で撮影が行なわれ、私も同行した。
小樽・札幌がいかにロリータファッションに似合うか、一目瞭然ぶりを是非写真の数々を見て感じてほしい。
※小樽・札幌ロリカワア観光ツーリズム 公式HP→http://lolikawa.jp/
※青木美沙子、木村優にも会える小樽・札幌モニターツアー http://lolikawa.jp/monitor/
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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

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※次回は、バンコクをライブで熱狂させた、高橋愛へのンタビュー
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