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【櫻井孝昌のJAPAN! JAPAN! JAPAN!】第73回 カナダ・トロントFAN EXPO。“世界は何も変わらない”を意識する重大性
2008年から本格的に始まった私の文化外交活動。その25カ国めの訪問国となったのが、カナダだった。場所は五大湖オンタリオ湖沿いの大都市トロント。トロントは、公私ともに初訪問となった。

▲トロント市街


▲FAN EXPO会場。スターのサイン会が多数実施されている
舞台となったのは、「FAN EXPO」。いろいろなジャンルのFANが集まるイベントがコンセプトで、テレビや映画のスターたちが多数ゲスト出演する一大イベントだ。このFAN EXPOに、今年新たに加わったジャンルが、スポーツと日本ポップカルチャーだった。
私はここでゲストとして講演をさせてもらったのだが、嬉しいことに文化外交の盟友ともいえる、ロリータファッションのカリスマ青木美沙子もゲストとして招待されていた。青木といっしょの海外は、フランス、イタリア、韓国、スペイン、ロシア、ブラジル、中国、カタールに次いで9カ国となった。
青木を囲むお茶会も連日開かれた。あこがれの青木美沙子と一緒の空間にいる喜びにあふれた、カナダのロリータたちを見ていると、世界は変わらないなあと思う。私が世界を周り続ける原動力になっているのは、この「世界は変わらない」という想いだ。
私はここでゲストとして講演をさせてもらったのだが、嬉しいことに文化外交の盟友ともいえる、ロリータファッションのカリスマ青木美沙子もゲストとして招待されていた。青木といっしょの海外は、フランス、イタリア、韓国、スペイン、ロシア、ブラジル、中国、カタールに次いで9カ国となった。
青木を囲むお茶会も連日開かれた。あこがれの青木美沙子と一緒の空間にいる喜びにあふれた、カナダのロリータたちを見ていると、世界は変わらないなあと思う。私が世界を周り続ける原動力になっているのは、この「世界は変わらない」という想いだ。

▲「進撃の巨人」はカナダでも人気
日本の文化を愛してやまない世界の若者との価値観の共有。端的に言えば「好きなものがいっしょ」。この些細に思えて、とても重要な日常の連鎖が世界の明るい未来に少しでもつながっていければ。そんな希望を集約しているのが、「世界は変わらない」という想いだと思うのだ。

▲青木美沙子とカナダのロリータたち

初訪問となるトロントにも、たくさんの友人ができた。海外での大きなイベント企画もプロデューサーとして醍醐味いっぱいだが、私はこうした点と点のようなつながりもとても大事だと思っている。彼らがいかに日本文化を愛してくれて、そのよさを周囲に伝えようとしてくれているか、フェイスブックなどを通じて痛切に感じる。一つの濃い点は、100に向けてのマスより大きくなる。これは私の文化外交活動の信条だ。



▲青木美沙子を囲むお茶会

▲講演会後の記念撮影
点と点の構築は、国でもなくても政治家でなくても官僚でなくてもできる。そう、僕らはひとりひとりが外交の担い手でもあるのだ。そのために大事なことは、海外に友達を作ること。第二の故郷が世界にいくつあってもかまわない。トロントもまた、私にとって大切な場所になったことはまちがいない。
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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
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※次回は、上坂すみれとの「僕らの文化外交宣言」
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