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第39回 福田花音、アンジュルムとしてのラストインタビュー~「自分次第でできることっていっぱいあるのに、やってこなかったなと、このとき気づきました」(1/3)

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櫻井孝昌のポップカルチャー見聞録
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コンプレックス、劣等感、そして原宿との出会い
2015年11月29日、日本武道館でのライブをもって、福田花音がアンジュルムを卒業する。福田には折に触れていろいろなインタビューをしてきたが、これがアイドルとしての福田花音への私のラストインタビューとなる。

福田花音
▲福田花音

スマイレージが初期メンバー4名だったころ、そのあまりにもアイドル然とした彼女たちの姿に、アイドルという日本の財産に気づいたばかりの私は、同じハロー!プロジェクトのなかでどんなふうに向き合っていったらよいのか戸惑うことが多かった。
プラチナ期と言われた当時のモーニング娘。に対しても、℃-uteに対しても、アイドルという見方を当時はしていなかったのかなと今にして思う。いっぽう「日本でいちばんスカートが短いアイドル」をキャッチフレーズにしていたスマイレージは、私がそれまで自分のなかで遠ざけていたアイドル像そのものに当時の私には映っていたのだろう。だが、ふと気づけば、スマイレージ、そして昨年改名したアンジュルムは、私のなかでとても特別な存在になっていた。
華やかなデビュー、その後の順風満帆からは遠かった、さまざまな逆境の時期をへて、アンジュルムとして大きく彼女たちが昇華していくなかで、福田はアイドルとしてどんなことを思っていたのだろうか。
「初期メンバーの二人が卒業し、あやちょ(和田彩花)と二人になったとき、スマイレージというグループが大好きだったので、このまま終わらせたくないなという想いは強くありました。でも、2期が4人入ってきて、これまでインディーズからやってきた部分を乗っ取られたくないという気持ちもありました。
といっても、私自身、テンションの上がり下がりが激しくて、ずっと下がっているような時期もありました。そんなときに、やる気がないメンバーがいると指摘されたりすると、あ、それって自分かなと思ったりもしたのも、このころでした。グループがどんどん変わっていって、その変化についていけなかったりもしていたんだと思います。
その一方で、初期メンバーが二人しかいなくなったため任される部分も増え、責任感も芽生えていきました」
福田はよく、コンプレックスや劣等感といった類いの言葉をインタビューで口にすることが多かった。改めてその気持ちを語ってもらった。
福田花音
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