皆さん遊覧船に乗ったことはありますか？糸島では、玄界灘に聳え立つ「芥屋の大門」を遊覧船に乗って鑑賞することができます。芥屋の大門は、海蝕によってできた洞窟で、糸島観光の人気コースなんですよ。近くには、黒磯海岸や芥屋海水浴場、野北海水浴場もあり、こちらも海を見るのにぴったりの観光スポットです。


遊覧船は電話で乗船予約もできますが、現地で直接チケットを買う人が多いようです。料金は、大人700円。


乗り場は、チケット売り場のすぐ近くにあり、遊覧船が泊まっています。


船の中はこんな感じ。一度に乗れるのは20名です。


船に乗ってしばらくすると芥屋の大門の前に到着します。この芥屋の大門は、日本三大玄武洞の一つで、残りの二つは「唐津七ツ釜」と「兵庫県豊岡市玄武洞」だそう。中でも、芥屋の大門は、日本最大級の規模なんだそうです。海水の浸蝕によって、岩が六角形や八角形になっているのが何よりの特徴。


遠くから見ると、入り口が特徴的な形をしています。とても神秘的で、まるで幻想の世界に入りこんだようです。


近くに来てみると、洞窟の中だけでなく、外側の岩も同じように六角形や八角形になていることに気づきました。


この日は残念ながら風の影響で洞窟の中に入ることができませんでした。芥屋の大門の洞窟は、高さが64m、開口10m、奥行90ｍで幅は約2～10mだそう。洞窟の入り口は下の方の直線の岩に対して、上の方はいびつな形をしていて、不思議な視覚効果があります。


上の方の岩はまるでハチの巣のようで、目を奪われました。遊覧船の所要時間は、漁港を出発して、戻ってくるまでで約30分です。自然が造り出した絶景を地上からは見えない部分まで間近で見ることができるので、観光客にとても人気があります。糸島に来たら是非、遊覧船に乗って神秘的な洞窟を見てみてくださいね。

下船後、親切な船長さんと記念撮影。私が台湾から来たと伝えると、笑顔で「ようこそ糸島へ」と言ってくれました。