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故・畑中純先生を偲ぶ(7/8)

長谷川法世先生: 地方の時代って言われて、3,4年経った頃で、ある編集長が来て、1本、漫画を描いてくれと。なんば描けばいいですかって言ったら、あんたのふるさとの話ば描いてって。博多弁で描いていいですか、八女でもない、博多ですよ。自然もないし、「兎追いし」とか描けんですよ、って。編集長は、地方の時代って言われていて、地方都市だって構わないって。なら、自分は描きますって。モデルもあったんですが、結局は自分には合わないなって、それで、こういうカタチで。
畑中純先生: 私の場合も欲望とエゴイズムのあらゆるカタチを地方に詰め込んで描こうとおもいました。
宮本大人氏: そろそろお時間になりますが。
畑中純先生: 宮本さんも明治大学に行かれるようだけれども、北九州に来たんだから、北九州のことも、よろしく。
宮本大人氏: はい、もはや“資さんうどん”の虜ですから。
畑中純先生: “資さんうどん”、昨日も行ったよ。
長谷川法世先生: えっ、美味しいんですか?
畑中純先生: “資さんうどん”が関東にあったら、何もいらないぐらいだよ。法正さんも、北九州にこれから漫画ミュージアムができるんですよ。ぜひ、北九州のためにもご協力よろしくお願いしますよ。私、いま、大学で教えてますけど、よく言うんですよ。いまだったら、自分らはデビューできないだろうって。技術的にはものすごく進化しています。でも、進化しすぎて面白くないです。はっきり言って。いかに描くかというのはものすごく発展したけど、何描くかというのがない。それは、時代と共にあるのに。古臭いっていわれるかも知れないけど。
(会場から沸き起こる拍手とともに終了)以上。 大野光司氏による追悼エピソードにつづく