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海外総発行部数74万部、アジアの人気ファッション誌“S Cawaii!”(1/4)
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アジアンビート編集部が気になったニュースをピックアップしてお届けする「デイリートピックス」。毎週土曜日は、「デイリートピックス週末版」として、現場でたたかうアジアンビートだから語れる『アジアの若者文化』の真の姿を、気になる話題と絡めて取り上げていきます。今回は、アジアで人気の女性ファッション雑誌との取組みをトピックスとしてお送りします。
中国54万部、タイ12万部、台湾8万部、海外総発行部数74万部。※1

▲左から “S Cawaii! ” 中国版、タイ版、台湾版
日本発の女性ファッション誌“S Cawaii! ”がアジアの若者にこんなにも売れているなんて、日本に暮らす一体どれぐらいの若者が知っているのだろうか。ニューズウィーク、エコノミスト、GQ、ELLEなど、錚々たる海外を発祥とする出版雑誌の日本版が与える影響を想像してほしい。時事、世界経済、ライフスタイル、食文化、ファッション。大げさかもしれないが、それと同様の現象が若者向け女性誌の世界では起こり、日本の雑誌がアジアを牽引しているのである。
つい先日、“中国ビジネスヘッドライン”にこんな記事が出ていた。
『日本ブランドの“可愛(かわいい)”の定着』
http://www.chinabusiness-headline.com/2012/06/24728/
『日本ブランドの“可愛(かわいい)”の定着』
http://www.chinabusiness-headline.com/2012/06/24728/
アジアの若者と交流したり、ビジネスをしたりしようとする者にとって、現場から拾った声は、短いながらも気の利いた参考となる記事ではなかろうか。
今週の櫻井孝昌氏連載コーナー「JAPAN! JAPAN! JAPAN!」の中でも述べられていたことに同感であるのだが、何もカワイイをキーワードとしたファッションを真似し、好きになることが重要なのではない。カワイイを通じて、日本に好感を持つ海外の若者がこんなにもいるということを理解し、交流やビジネスも海外の人々の気持ちに寄り添い、そこから始めてみてはどうかとおもうのである。相手のことを知らずして空振りに終わる前に、ちょっと視線を巡らせてみて欲しい、宝物は身近なところにあるのである。
今週の櫻井孝昌氏連載コーナー「JAPAN! JAPAN! JAPAN!」の中でも述べられていたことに同感であるのだが、何もカワイイをキーワードとしたファッションを真似し、好きになることが重要なのではない。カワイイを通じて、日本に好感を持つ海外の若者がこんなにもいるということを理解し、交流やビジネスも海外の人々の気持ちに寄り添い、そこから始めてみてはどうかとおもうのである。相手のことを知らずして空振りに終わる前に、ちょっと視線を巡らせてみて欲しい、宝物は身近なところにあるのである。
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