四姉妹が織り成す清新でリアルな絆を描き、性別、世代を超えて高い人気を集める吉田秋生のベストセラーコミック「海街diary」が映画化！2015年6月13日（土）より全国公開されます。

この作品を、「どうしても自分の手で」と熱望し映画化に挑んだのは、2013年カンヌ国際映画祭審査員賞をはじめ数々の賞に輝いた「そして父になる」の是枝裕和監督。そんな是枝監督のもとに、長女に綾瀬はるか、次女に長澤まさみ、三女に夏帆、異母妹の四女に広瀬すずと、今を咲き誇る女優たちが集まり、今一番見たい“四姉妹”が実現しました。

原作コミックスは第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013受賞と、たくさんの人の心を惹きつけた名作。是枝監督の手によってどんな映画に仕上がったのか、とても楽しみです。
そして、今作も第68回カンヌ国際映画祭に出品されるそうなので、海外から注目が集まりそうですね！

私は6月13日（土）の公開がとても待ち遠しいので、まずはコミックで予習をしてから映画館に観に行こうと思います！（編集部　あさみ）

両親を許せない長女と、自分を許せない四女。
それぞれの想いを抱えながら、四人が本当の家族になっていく一年間の物語。

　まぶしい光に包まれた夏の朝、鎌倉に暮らす三姉妹のもとに届いた父の訃報。十五年前、父は家族を捨て、その後、母も再婚して家を去った。父の葬儀で、三姉妹は腹違いの妹すずと出会う。三姉妹の父を奪ったすずの母は既に他界し、頼りない義母を支えて気丈に振る舞う中学生のすずに、長女の幸は思わず声をかける。「鎌倉で一緒に暮らさない？」 しっかり者の幸と自由奔放な次女の佳乃は何かとぶつかり合い、三女の千佳はマイペース、そんな三姉妹の生活に、すずが加わった。季節の食卓を囲み、それぞれの悩みや喜びを分かち合っていく。しかし、祖母の七回忌に音信不通だった母が現れたことで、一見穏やかだった四姉妹の日常に、秘められていた心のトゲが見え始める──。