ab：女子の心をわしづかみにするといえば、『刀剣乱舞』での凛々しい姿がまさにそうでした！


伊万里：『刀剣乱舞』は日本刀をイケメンに擬人化した沢山のキャラクターが活躍する作品なんですが、刀について知れば知るほど女の子がハマるのも無理はないなって思えます。名刀だけに強い個性とかっこよさがあるし、刀にまつわる歴史がキャラクターに深みを与えていて、男でも「かっこいいな」って思う。乱世の避けようもない切ない運命的なものって今の時代には無いからこそ、心惹かれるものがあるのかもしれないですね。

ab：『刀剣乱舞』は海外でも人気ですよね！

伊万里：中国の上海や広州でイベントをした時、ファンの熱量に驚きました。日本人よりストレートに気持ちをぶつけてくる。素直に嬉しかったです。

ab：最近はアジア圏のアーティストの曲もよく聴いているそうですが。

伊万里：音楽は枠を定めず自由に聴きます。もともと好きだったヒップホップやR&B以外に、ちょっと前からK-POP、最近はC-POPもお気に入りに。おしゃれな曲作りをしているなって刺激を受けます。

ab：色々なところにアンテナを張って成長角度を上げている伊万里さん、今後もさらなる進化を期待しています！最後に、国内外のアジアンビートの読者に向けてメッセージをお願いします！


伊万里：注目してほしいのは、日本が生み出すコンテンツの細やかさ。アニメやゲームの作り込み方はさすがだなと思いますね。それらが生まれる土壌には日本人の礼儀正しさがある。実際に日本に来て街を歩いたら、ごみのない清潔な道路や温かいおもてなしにきっと驚くと思います。ぜひ一度、“日本”を体験しに来て！