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ポップカルチャーなう。【キャラクター篇】(2/6)

キャラクター×マスコットキャラクター=15億円

いろいろありましたが、「せんとくん」はがんばりました。

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2010年は「萌えキャラ」や「ゆるキャラ」と呼ばれたご当地キャラクターががんばった一年でした。

中でも注目を浴びたのが平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」。頭に鹿の角を生やした童子の姿は、ネットを中心に「かわいくない」「気持ち悪い」と散々な評価だったものの、逆に広告効果を高めたようです。大阪府立大経済学部の荒木長照教授の試算による「せんとくん」の宣伝効果は約15億円に達するとか。あまりにもかわいくなくて「マントくん」が出てきたときは、いったどうなるかと思いましたが、「せんとくん」はがんばりましたね~。ちなみに「せんとくん」の制作費が1018万円ということを考えても、元を取ったんじゃないでしょうか。
「せんとくん」をはじめ、マスコットキャラクターを利用したビジネスが地方自治体で広がりつつあります。近年の不況と消費低迷を地方独自の「萌えキャラ」や「ゆるキャラ」で起死回生を図っているわけです。その経済効果は900億円ともいわれています。「せんとくん」以外の地方活況に一役買ったマスコットキャラクターの代表格は、和歌山県「みなべ川森林組合」の「びんちょうタン」。頭に備長炭を乗せた少女なんですが、最盛期にはフィギュアが200万個販売され、単行本も10万部売り上げたというから驚きです。ほかにも、「JAうご」が販売するあきたこまちの米袋に描かれた「萌え画」の美少女が話題となり、わずか1カ月で2年分の売上を記録しました。

たかがキャラクターと思うなかれ。今や優れたキャラクターは、地方を元気にするビジネスの一つなのです。
(森 真左也)

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