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ポップカルチャーなう。【コスプレ篇】(4/6)
コスプレ×歴史=1977年
それは1977(昭和52)年のこと。トリトンでアニメ系コスプレが産声を揚げた


コスプレ(コスチューム・プレイ)を大きく捉えるのであるならば、古くはアメリカの伝統的ハロウィンもそれに属するだろう。先にカルチャーとして盛り上がったのは1960年代後半から「スタートレック」などのSF作品をベースとしたSF大会とされている。
それに続き1970年代には、同人誌の即売会場にも、漫画やアニメに登場する人物に扮装し、仲間と楽しんでいる参加者が現れるようになったとのこと(ちなみに第1回コミックマーケットは1975年12月21日に開催)。現在の“コスプレ”として最初に認識されたのは1977年に行われたコミケに「海のトリトン」の衣装で登場した少女が注目を浴びてからと言われている。また時を同じくして、第17回日本SF大会の仮装パーティー(1978年)に、SF評論家の小谷真理らがエドガー・ライス・バローズの『火星の秘密兵器』の表紙を真似たコスチュームで参加。他の参加者がその姿を見て『海のトリトン』のコスプレだと勘違いしたことから、とも言われているそう。ま・・・どちらにせよ、“トリトン”であることは間違いないようだ。
コスプレ文化がこの世に誕生して約34年。コスプレ人口も10万人以上と囁かれる中、単に仮装するだけではなく、どれだけそのキャラになりきるかがコスプレのポイント。質や思いなどの深みも求められているようだ。
(井村 直樹)
それに続き1970年代には、同人誌の即売会場にも、漫画やアニメに登場する人物に扮装し、仲間と楽しんでいる参加者が現れるようになったとのこと(ちなみに第1回コミックマーケットは1975年12月21日に開催)。現在の“コスプレ”として最初に認識されたのは1977年に行われたコミケに「海のトリトン」の衣装で登場した少女が注目を浴びてからと言われている。また時を同じくして、第17回日本SF大会の仮装パーティー(1978年)に、SF評論家の小谷真理らがエドガー・ライス・バローズの『火星の秘密兵器』の表紙を真似たコスチュームで参加。他の参加者がその姿を見て『海のトリトン』のコスプレだと勘違いしたことから、とも言われているそう。ま・・・どちらにせよ、“トリトン”であることは間違いないようだ。
コスプレ文化がこの世に誕生して約34年。コスプレ人口も10万人以上と囁かれる中、単に仮装するだけではなく、どれだけそのキャラになりきるかがコスプレのポイント。質や思いなどの深みも求められているようだ。
(井村 直樹)