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ポップカルチャーなう。【コスプレ篇】(5/6)
コスプレ×経済効果=36%増
コスプレーヤーが参拝する聖地「鷲宮神社」がはじき出した経済効果アップ率


みなさんよくご存知だと思いますが、埼玉県久喜市にある鷲宮神社は、「らき☆すた」に登場する鷹宮神社のモデルとなった場所。テレビでの放送は2007年4月~9月のみだったが、テレビ放送終了後になると、聖地巡礼の場所として多くのファンが参拝に訪れるようになったそうだ。
コスプレで参拝し、絵馬に好きな登場人物の絵を描き、記念写真を撮るのがコース。作者の美水かがみの出身地でもあり、地元商工会はアニメ人気に便乗し、街おこしのプランをメッチャ考えまくったんだと思う。計画は見事に当たり、初詣の参拝客は08年で約30万人、09年は約42万人、10年が約45万人、11年が過去最高の約47万人を記録(ちなみにテレビ放送前はわずか約9万人)し、人手は増える一方。
かなりの反響に驚く鷲宮町も、「らき☆すた」の主要キャラである柊一家を住民登録(もちろん架空ですよ!)を、2008年4月には特別住民票まで交付してしまった!さらに毎年9月に行われる鷲宮神社の土師祭では、「らき☆すた」神輿も登場し、町内を練り歩くまでに。肝心の経済効果なんですが、商工会の07年度決算で、歳入合計が前年度比36%増(約21000万円アップ)の8000万円になったと発表されている。
1つのアニメによって、1つの町がこんなにも変わるんですね~。ここに日本経済の立て直しとなるヒントが隠されているかも!?
(井村 直樹)
コスプレで参拝し、絵馬に好きな登場人物の絵を描き、記念写真を撮るのがコース。作者の美水かがみの出身地でもあり、地元商工会はアニメ人気に便乗し、街おこしのプランをメッチャ考えまくったんだと思う。計画は見事に当たり、初詣の参拝客は08年で約30万人、09年は約42万人、10年が約45万人、11年が過去最高の約47万人を記録(ちなみにテレビ放送前はわずか約9万人)し、人手は増える一方。
かなりの反響に驚く鷲宮町も、「らき☆すた」の主要キャラである柊一家を住民登録(もちろん架空ですよ!)を、2008年4月には特別住民票まで交付してしまった!さらに毎年9月に行われる鷲宮神社の土師祭では、「らき☆すた」神輿も登場し、町内を練り歩くまでに。肝心の経済効果なんですが、商工会の07年度決算で、歳入合計が前年度比36%増(約21000万円アップ)の8000万円になったと発表されている。
1つのアニメによって、1つの町がこんなにも変わるんですね~。ここに日本経済の立て直しとなるヒントが隠されているかも!?
(井村 直樹)