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[Kobori のバンコクレポート] バンコクに「原宿カワイイ系」「渋谷系」の日本アパレルブランドが勢揃い!共同チームで大手に挑みます!
タイに上陸した日本発のアパレルチームが今、熱い!
「原宿カワイイ系」や「渋谷系」など若い女性を中心に人気の高い日本発の中小アパレルブランド。ナイスクラップ(東京都)、オリーブ・デ・オリーブ(京都市)、キューブ・シュガー(東京都)、マジェスティックレゴン(大阪市)…。オシャレに関心の少ない人でも、少しは耳にしたことがあるかもしれない。今、こうした日本の中小アパレルメーカーが共同チームを組んで海外に進出する動きが加速している。先日、タイ1号店をオープンさせたチーム名「Fashion Port@ Tokyo」を取材した。

▲タイの「バンコク伊勢丹」2階にオープンした「Fashion Port@ Tokyo」
バンコクの中心部にそびえ立つ「バンコク伊勢丹」。この2階、エスカレーター乗り場真向かいの一等地に「Fashion Port@ Tokyo」がオープンしたのが9月19日。白地に黒を基調としたシンプルな造り。売り場全体は小綺麗に彩られ、オシャレ感覚は満載。タイ人の若い女性グループがおしゃべりをしながら買い物を楽しんでいた。
中小アパレルにとって、単独では出店場所の確保や賃料水準などで大手に太刀打ちできないが、複数ブランドが共同で店舗を構えることで、有利に交渉を進めることができる。また、共同でファッションショーを開催したり、各種イベントを展開するなど相乗効果も期待できる。今回、出店した関係者の一人も「協力して事業展開することで、大手アパレルのZARAやH&Mにも負けません」と話していた。

バンコクの中心部にそびえ立つ「バンコク伊勢丹」。この2階、エスカレーター乗り場真向かいの一等地に「Fashion Port@ Tokyo」がオープンしたのが9月19日。白地に黒を基調としたシンプルな造り。売り場全体は小綺麗に彩られ、オシャレ感覚は満載。タイ人の若い女性グループがおしゃべりをしながら買い物を楽しんでいた。
中小アパレルにとって、単独では出店場所の確保や賃料水準などで大手に太刀打ちできないが、複数ブランドが共同で店舗を構えることで、有利に交渉を進めることができる。また、共同でファッションショーを開催したり、各種イベントを展開するなど相乗効果も期待できる。今回、出店した関係者の一人も「協力して事業展開することで、大手アパレルのZARAやH&Mにも負けません」と話していた。


こうした共同販促はもともと上海で始まった。今回、タイにも進出したナイスクラップやオリーブ・デ・オリーブなどの中小アパレル数社が「中国でやれることは一緒にやっていこう」と共同して結成したのが始まり。チーム名「harakawa」の由来はもちろん、「原宿カワイイ系」の略。
これが上海市場で大ブレイク。経済が成長し、豊かになった中国人女性がこぞって店舗を訪れるようになった。出店は中国内陸部にまで及び、今では100を超える日本発のブランド店が中国市場で賑わっている。
タイに初出店した「Fashion Port@ Tokyo」は当初10ブランド程度で構成。今後、1年間に5店舗の割合で出店を加速させるとしている。先日は、多くの女性客らを集めて、盛大なファッションショーを開催した。
これが上海市場で大ブレイク。経済が成長し、豊かになった中国人女性がこぞって店舗を訪れるようになった。出店は中国内陸部にまで及び、今では100を超える日本発のブランド店が中国市場で賑わっている。
タイに初出店した「Fashion Port@ Tokyo」は当初10ブランド程度で構成。今後、1年間に5店舗の割合で出店を加速させるとしている。先日は、多くの女性客らを集めて、盛大なファッションショーを開催した。
1号店のオープン記念に開催されたファッションショー
写真:「Fashion Port@ Tokyo」提供







将来、共同チームをファンド化し、一般から出資を募る構想もあるという。タイに上陸した日本発のアパレルチームが今、熱い!
海外情報員 Kobori 氏 プロフィール
