マタギキ 麻生 渡氏(12/14)
11.福岡が取り組むグローバリゼーション

福岡県はインドのデリーやベトナムのハノイ、他の自治体が姉妹都市を結んでいないアジアの地域と友好関係を結んでいます。政策的に見ても世界に開かれた都市だといえるでしょう。
私が考える「世界と伍する人材」は「知略のある人」だと思います。国際社会には2つの側面があります。1つは災害などで救援する「助け合い=ヒューマニズム」。もう1つは、徹底的に「国家の利益を追求する戦い=経済競争」です。この2つの事柄は一見矛盾しているように見えますが、グローバルな人材とはこの両方を理解・実行できる人だと思います。イメージとしては、ビジネスでも勝てて人間味がある人でしょうか。
国際社会で勝てるという意味は、「大義の旗を揚げる」ということ。大義の旗とは「これだ」と決めたことをやり通すことです。例えば、日本が自由貿易を進める事に対して国際社会が反対したとします。日本がとっている行動は「主張を促進するための行動」という論理を構成し伝えることです。もう一つ重要な要素は「対抗力」を持つことです。自分たちの強みを理解して、相手の攻勢をしっかり止める力です。