マタギキ 遠山正道 氏(15/17)
14.共感で繋がるということ

スマイルズで新宿2丁目にバーを出した社員がいます。「子供たちが大きくなった時、やりたいことにチャレンジしたいと言われた時に、自分がやってなければ答えることができないので、チャレンジしたいです」って経営会議で泣きながらプレゼンされ、晴れて会社からの援助を受けて店を開くことができました。そのバーがうまく行くか行かないかは、彼自身の魅力そのものにかかっています。彼の仕事と人生がそのまま重なっているんです。むしろ仕事が小さければ小さいほど、彼一人の世界にかかっています。合理的に考えるとリスクの方が高く、普通であれば「そんなもん止めておきなさい」ということになります。しかし価値があることに価値があるのですから、そんなことを応援できる会社になりたいと思っています。こうやって繋がることが、会社の強みになると思っています。
“やりたくなっちゃった病”と僕は呼んでいます。「うまく説明できないんですけど、とにかくやりたいんです!」みたいな頭から突っ込んで情熱的に取り組む人達、それが一つの村みたいになったら、たぶん“自分も村人になりたい”ってユニークでチャーミングな人が来るでしょうし、訪ねてくれる旅人のような人達も集まってくるでしょう。マネタイズは後から考えれば良いんです。こういった“人やモノやコトが集まってくる魅力的な村”は、お金もうけ優先ではできません。こんな感じで、僕たちのもとから自分ごとで仕事をしている人達を増やしていければ良いなと考えています。