[愛魂 vol.25] お笑いタレント 桜 稲垣早希 ~キュートなルックスとは裏腹など根性系女芸人~(1/2)
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エヴァンゲリオンのキャラクター“惣流・アスカ・ラングレー”のコスプレにキュートなルックスの女の子。そんな意外な井出達で突き進むお笑い芸人“桜 稲垣早希”。毎日放送系テレビ番組「ロケみつ」の企画で日本中を旅してまわったり、エヴァンゲリオンのコスプレでネタを披露したり。よくあるお笑い芸人とは一線を画す独自のスタイルで今多方面で注目されている芸人だ。
そんな彼女がそもそもエヴァンゲリオンのコスプレをしている意味とは。そして、過酷な番組ロケを通してどんな経験をし、また今何に注目するのか。
いわゆる一般人が経験しないコトやモノを多く体験している、今旬の若手芸人が何を思い、何を考えるのかを感じとることができるだろう。
モノマネは学生時代からやっていたので、この格好で漫才ができないかなぁ~、みたいな感じで制服を着たのが初めて。
asianbeat(以下ab):稲垣さんがお笑いタレントを目指そうと思ったキッカケは?
桜 稲垣早希(以下 稲垣):最初は女優さんになろうと思って吉本に入ったんですけど、吉本はお笑いが強いということで、社員さんに「お笑いやってみないか?」って言われてやらせてもらってるっていう感じなんです。今はお笑いをすごく楽しくやらせてもらってます。
ab:なぜ惣流・アスカ・ラングレーの格好をしようと思ったんですか?
稲垣:実はこれって偶然で、私コスプレイヤーでも何でもないんですけど。ちょっと萌え系の公開ラジオがあって、その前説に呼んでもらった時に、お客さんがオタクなんで「そういう系の漫才作ってくれへんか」ってプロデューサーさんに言われて。萌え系もよく分からへんかったんですけど、元々エヴァンゲリオンが大好きで、モノマネは学生時代からやっていたので、これで漫才できないかなぁ~、なみたいな感じで制服を着たのが初めてだったんです。
桜 稲垣早希(以下 稲垣):最初は女優さんになろうと思って吉本に入ったんですけど、吉本はお笑いが強いということで、社員さんに「お笑いやってみないか?」って言われてやらせてもらってるっていう感じなんです。今はお笑いをすごく楽しくやらせてもらってます。
ab:なぜ惣流・アスカ・ラングレーの格好をしようと思ったんですか?
稲垣:実はこれって偶然で、私コスプレイヤーでも何でもないんですけど。ちょっと萌え系の公開ラジオがあって、その前説に呼んでもらった時に、お客さんがオタクなんで「そういう系の漫才作ってくれへんか」ってプロデューサーさんに言われて。萌え系もよく分からへんかったんですけど、元々エヴァンゲリオンが大好きで、モノマネは学生時代からやっていたので、これで漫才できないかなぁ~、なみたいな感じで制服を着たのが初めてだったんです。

ab:読者の中にはエヴァンゲリオンを見たことない人もいると思いますが、エヴァンゲリオンの良さってどういったところなんでしょうか?
稲垣:えーっと、3時間ぐらいかかりますけど大丈夫ですか(笑)? 知らない人はだいぶ人生を損してらっしゃる。エヴァはですね、ストーリーもよくできていて。他のアニメにはないスピード感と、戦闘シーンが好きなんですけど、その音楽の使い方と、演出が飽きることなく見れるのは、エヴァぐらいなんです、私の中では。当時15年前に初めて見た時は、すごい衝撃を受けて、オープニングテーマからあんな早いテンポのアニメはなかったですし、主人公がめっちゃ弱くて、デキないヤツっていう設定も、当時中学生だった私には共感するものがあったり。それでどんどんハマっていったんです。
稲垣:えーっと、3時間ぐらいかかりますけど大丈夫ですか(笑)? 知らない人はだいぶ人生を損してらっしゃる。エヴァはですね、ストーリーもよくできていて。他のアニメにはないスピード感と、戦闘シーンが好きなんですけど、その音楽の使い方と、演出が飽きることなく見れるのは、エヴァぐらいなんです、私の中では。当時15年前に初めて見た時は、すごい衝撃を受けて、オープニングテーマからあんな早いテンポのアニメはなかったですし、主人公がめっちゃ弱くて、デキないヤツっていう設定も、当時中学生だった私には共感するものがあったり。それでどんどんハマっていったんです。
一般の人にどれだけ伝わるかってことを意識しています。

ab:影響を受けたお笑い芸人さんはいますか?
稲垣:稲垣:尊敬する先輩はたくさんいるんですけど……。実は、最初私いきなり漫才やれって言われた時に、どうしていいの分からなくて、ネタも書いたことなかったし、その時にダイアンさんと麒麟さんのDVDを見て、それを紙に書き起こして、構成の仕方とか、1分の間にボケってこんだけ入れるもんなんやとか、すごい受験勉強みたいに参考にさせてもらってましたね(笑)。あと、ドリフさんとかやすきよさんの漫才DVD BOXも買ってめっちゃ見てました。
ab:ネタ作りに関して心がけてることはありますか?
稲垣:エヴァのネタを作る時にちょっとだけ心がけるのは、私もう麻痺して、エヴァの用語とか、一般の人にどれだけ伝わるかってよく分からなくなってきてるので、作った後、全然エヴァ知らない人に1回は見てもらうんですよ。で、これはアカン、これはなんとなくニュアンスが分かるみたいなことで、また作り直したりとか、そういうのは毎回やってます。
稲垣:稲垣:尊敬する先輩はたくさんいるんですけど……。実は、最初私いきなり漫才やれって言われた時に、どうしていいの分からなくて、ネタも書いたことなかったし、その時にダイアンさんと麒麟さんのDVDを見て、それを紙に書き起こして、構成の仕方とか、1分の間にボケってこんだけ入れるもんなんやとか、すごい受験勉強みたいに参考にさせてもらってましたね(笑)。あと、ドリフさんとかやすきよさんの漫才DVD BOXも買ってめっちゃ見てました。
ab:ネタ作りに関して心がけてることはありますか?
稲垣:エヴァのネタを作る時にちょっとだけ心がけるのは、私もう麻痺して、エヴァの用語とか、一般の人にどれだけ伝わるかってよく分からなくなってきてるので、作った後、全然エヴァ知らない人に1回は見てもらうんですよ。で、これはアカン、これはなんとなくニュアンスが分かるみたいなことで、また作り直したりとか、そういうのは毎回やってます。
ab:確かに。99.なんとかパーセントとか、エヴァを知らない人には分からないですもんね。
稲垣:そうですね。相方がいた時は、何かわからんこと言ってもツッコミがあったら成立してたんですけど、ピンでやる時にめっちゃその壁にブチ当たって。ただマニアックなこと言ってる人みたいになると全然笑ってもらえなくなったから、そこをどうするか...。例えばショッピングモールの営業に行った時に、ファミリー層に対してどうやって笑ってもらうのかっていうのをすごい考えて、今も模索中なんですけど、色々試したりしてます。ただ、エヴァのファンはコアであって欲しいってのもあるので、そういうイベントに呼んでもらった時は“ここまで行けるやろ”って感覚でネタを変えたり使い分けていますね。
稲垣:そうですね。相方がいた時は、何かわからんこと言ってもツッコミがあったら成立してたんですけど、ピンでやる時にめっちゃその壁にブチ当たって。ただマニアックなこと言ってる人みたいになると全然笑ってもらえなくなったから、そこをどうするか...。例えばショッピングモールの営業に行った時に、ファミリー層に対してどうやって笑ってもらうのかっていうのをすごい考えて、今も模索中なんですけど、色々試したりしてます。ただ、エヴァのファンはコアであって欲しいってのもあるので、そういうイベントに呼んでもらった時は“ここまで行けるやろ”って感覚でネタを変えたり使い分けていますね。
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