[愛魂 vol.47] 村川絵梨~ドラマから映画、舞台など、ジャンルを超えて活躍する若手実力派女優~(2/2)
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夢と趣味って一緒なんだよって、この映画が教えてくれました

ab:森田芳光監督とのエピソードがあれば教えてください。
村川:役者の気持ちを引き締めるというか、集中力を高めてくれるような存在ですね。森田監督とは椿三十郎のオーディションで選んで頂いたのが出会いで、自分の中の底力というか、私の中から湧き出てくるものを瞬発的に引き出してくれるような方でした。今回はこんなホッコリとした作品ですけど、それは感じました。“少し好きです”っていうセリフも意図的に言うと違う、いたって真面目に言っているのが面白いって。そこは、森田さんのこだわりでもありました。だから、何かをデフォルメして演技している人はいないんですよ。スゥーと流れた空間の中で、変な間とかもいっぱいあって。でも、日常って切り取ると変なんですよね、きっと。
ab:この映画をどんな方に見てほしいですか?
村川:鉄道好きな方はもちろんなんですけど、そうじゃない人にも見てもらいたいです。趣味を持つことって凄い素敵なことで、私は、夢と趣味って一緒なんだなってこの作品で教わりました。夢を持ちなさいって言われると少し重い気がするけど、趣味を持ちなさいって言われると、心が軽くなるというか、ポジティブなイメージになると思うんです。趣味を見つけると、きっと友達もたくさんできるし、生きがいも見つけられるし、ホントに素晴らしいことなんだよって言うのを、特に今の若い人たちに感じてもらいたいなと思います。
ab:この世界を目指したキッカケは?
村川:歌手になりたくて上京してきたんですけど、気づいたらお芝居していました(笑)朝ドラのヒロインに決まった時には、お芝居にのめり込んでいきました。

ab:それからは女優としての道を進もうとしたんですか?
村川:はい、意識が変わりました。女優としてお仕事をさせてもらうことによって、私はこれを仕事にするべきだと。今は、女優という仕事の表現の一部としてダンスと歌があるという捉え方なので、ダンスと歌はこれからも続けていきたいです。
ab:今後挑戦してみたいジャンルはありますか?
村川:ミュージカル映画です。アメリカとかでは流行っているじゃないですか。たぶん韓国とかも今後、増えてくると思うんですけど、日本でもできる人たくさんいると思うんです。エンターテイメントの楽しさを伝えられる要素は日本にもいっぱいあると思います。ただ、GREEのような、〝That'sミュージカル映画”といった作品は少ないんで、もし、チャレンジする場所があるなら、私はやりたいです。
村川:はい、意識が変わりました。女優としてお仕事をさせてもらうことによって、私はこれを仕事にするべきだと。今は、女優という仕事の表現の一部としてダンスと歌があるという捉え方なので、ダンスと歌はこれからも続けていきたいです。
ab:今後挑戦してみたいジャンルはありますか?
村川:ミュージカル映画です。アメリカとかでは流行っているじゃないですか。たぶん韓国とかも今後、増えてくると思うんですけど、日本でもできる人たくさんいると思うんです。エンターテイメントの楽しさを伝えられる要素は日本にもいっぱいあると思います。ただ、GREEのような、〝That'sミュージカル映画”といった作品は少ないんで、もし、チャレンジする場所があるなら、私はやりたいです。
何事にも敏感でありたい、鈍感になったらダメだと思う
ab:今回の映画は鉄道ヲタクを主人公にした映画ですが、自分がヲタクだなと思うことはありますか?
村川:ヲタク要素でいうと、カラオケへのこだわりは強いですね。スピーカーの音が悪いと、他の部屋に交換してもらうくらい結構なこだわりを持っていますね(笑)部屋に入ってもマイクは細かく調整しています(笑)
ab:最近注目しているモノってありますか?
村川:韓国です。韓国って全体的に注目されていますけど、昔から韓国が大好きで、19歳の時から毎年行っているんです。最近は、あの発信力は恐ろしいなって思うようになってきました。それと、カンボジアですね。映画の撮影で初めて行ったんですけど、イメージが変わりました。日本に伝わっている情報と、程遠いモノがあって。思っている以上に安全だし、K-popが流行っていてたり、料理も美味しいですし、世界遺産もあったり、これからどんどん注目されていくと思います。親日国だし、自然もいっぱいあるし。ホントに大好きになって、プライベートでも一人で行きました。
ab:影響を受けた人はいますか?
村川:superflyさんの“I remember”って曲があるんですけど、superflyの志帆さん自身も、ライブでその曲が転機になった曲だって言っていて、私もその曲を初めて聞いた時に、「私何してんだ」って気になりました。3年くらい前の曲なんですけど、ちょうど落ち込んでいた時に出会った曲で。だから、人って言うよりも、superflyの曲に影響を受けました。
村川:ヲタク要素でいうと、カラオケへのこだわりは強いですね。スピーカーの音が悪いと、他の部屋に交換してもらうくらい結構なこだわりを持っていますね(笑)部屋に入ってもマイクは細かく調整しています(笑)
ab:最近注目しているモノってありますか?
村川:韓国です。韓国って全体的に注目されていますけど、昔から韓国が大好きで、19歳の時から毎年行っているんです。最近は、あの発信力は恐ろしいなって思うようになってきました。それと、カンボジアですね。映画の撮影で初めて行ったんですけど、イメージが変わりました。日本に伝わっている情報と、程遠いモノがあって。思っている以上に安全だし、K-popが流行っていてたり、料理も美味しいですし、世界遺産もあったり、これからどんどん注目されていくと思います。親日国だし、自然もいっぱいあるし。ホントに大好きになって、プライベートでも一人で行きました。
ab:影響を受けた人はいますか?
村川:superflyさんの“I remember”って曲があるんですけど、superflyの志帆さん自身も、ライブでその曲が転機になった曲だって言っていて、私もその曲を初めて聞いた時に、「私何してんだ」って気になりました。3年くらい前の曲なんですけど、ちょうど落ち込んでいた時に出会った曲で。だから、人って言うよりも、superflyの曲に影響を受けました。

ab:女優活動を通じて大切にしていることは?
村川:何事にも敏感であること。鈍感になったら終わりだなって。人に対しても自分に対しても、いつもアンテナを張っていたいって思います。素直に。
ab:現代の若者にメッセージをお願いします。
村川:ほとんどの人が、オタク心というか、こだわりを持って生活していると思うんですけど、それは万国共通で、でも、そういうこだわりを持つことってホントに自分の生きがいだと思います。そこを絶対に見失わないでほしいですし、それを否定的に考えないでください。趣味を通じて、新しい人生が切り開けるってことを、この映画が教えてくれています。 日本の素晴らしい景色もたくさん出ているので、海外の方にもぜひ観てほしいです。
(取材日:2012.2.10)
村川:何事にも敏感であること。鈍感になったら終わりだなって。人に対しても自分に対しても、いつもアンテナを張っていたいって思います。素直に。
ab:現代の若者にメッセージをお願いします。
村川:ほとんどの人が、オタク心というか、こだわりを持って生活していると思うんですけど、それは万国共通で、でも、そういうこだわりを持つことってホントに自分の生きがいだと思います。そこを絶対に見失わないでほしいですし、それを否定的に考えないでください。趣味を通じて、新しい人生が切り開けるってことを、この映画が教えてくれています。 日本の素晴らしい景色もたくさん出ているので、海外の方にもぜひ観てほしいです。
(取材日:2012.2.10)
[INFO]

村川 絵梨 / 女優
■略歴
1987年10月4日生まれ、大阪府大阪市旭区出身。NHK朝の連続テレビ小説「風のハルカ」でヒロイン役を演じ注目を浴びる。その後も映画「椿三十郎」や「ROOKIES~卒業~」など幅広く活動。今後は、舞台「カワイクなくちゃイケナイリユウ」(6月2日(土)~)、映画「人生、いろどり」(2012年秋公開)など待機昨多数。
■Web Site
オフィシャルサイト http://artist.amuse.co.jp/murakawa/
オフィシャルBloghttp://artist.amuse.co.jp/murakawa/diary.html
2012年3月24日公開 映画「僕達急行 A列車で行こう」

のぞみ地所の社員、小町圭(松山ケンイチ)とコダマ鉄工所の二代目、小玉健太(瑛太)はともに鉄道を愛する者同士。ふとしたきっかけで出会ったふたりは、すぐに仲良くなる。住まいにもトレインビュー(鉄道が見える景色)を追求する小町は、コダマ鉄工所の寮に入るが、やがて転勤で九州支社に行くことになった。九州には、のぞみ地所がなかなか口説けないソニックフーズの筑後雅也社長 (ピエール瀧)がいたが、鉄道ファンだったことから小町や小玉と意気投合、事態は好転。ところが、小町も小玉も、恋は趣味や仕事のようにはうまくいかず…。
監督:森田芳光
出演:松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり、村川絵梨、ピエール瀧、笹野高史、伊武雅刀、西岡德馬、松坂慶子
劇場:T・ジョイ博多、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ福岡 ほか全国ロードショー
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