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第21回 Berryz工房のラストライブ。世界をつないだアイドル・オブ・アイドルとの4年半を振り返る(2/3)

popculturechronicles
Berryz工房は「日本」

私がBerryz工房と初めて出会ったのは、2010年秋だった。その夏、パリでのモーニング娘。のライブに衝撃を受けたことがきっかけで、同じハロー!プロジェクトに属する彼女たちのライブを観させてもらうことになったのだ。
そのときの感想は、「まるで日本という国を見ているかのようなアイドルグループじゃないか!」だった。メンバーの名前すらわからずに観たのだが、見た目はもちろん、そのバラバラな個性がとにかく印象的だったのである。
日本が世界に誇る大きな個性に「多様性」がある。島国にたくさんの人々が暮らしている、国土が南北に細長く、気候に差があるといった地理的条件がその根底にあるわけだが、伝統文化とポップカルチャーを共存させ、さらにその伝統文化の中にもポップカルチャーの中にも多様性を持っている日本という国。日本は、日本にしかないアイコンをたくさん持っている国なのだ。
Berryz工房の良い意味でのバラバラな個性は、まさに日本の多様性そのものに私には思えた。

Berryz工房ラストコンサート2015
▲Berryz工房ラストコンサート2015

そんなお互い名前も知らない状態での出会いから4年半弱。Berryz工房のメンバーとは小さな接点を少しずつ積み重ねさせてもらってきた。
ライブ終演後の挨拶だったり、私の連載でのインタビューだったり、嗣永桃子、夏焼雅には、Buono!としてのパリライブにも密着させてもらった。
私と上坂すみれが3年間続けているラジオ番組にもメンバーには何度も出演してもらい、毎回楽しい会話をさせてもらってきた。ライブだけで観ていた当初は、クールなんだろうなあと思っていた菅谷梨沙子と、会うたびに抱腹絶倒な会話をするようになるとは、出会った当初思ってもみなかった。
Berryz工房のメンバーは、個性はバラバラだが、ひとりの人間としてみなきちんと自分を持っていて、そこに絶対的な共通項がある。だからこそ、彼女たちは「日本」なのだ。多様性をもった全体としての強固なまとまりである。
2014年夏は、℃-uteも一緒に、ベルサイユ宮殿、そして国際機関であるUNESCO(ユネスコ)へのアイドルとして初めての公式訪問にも同行させてもらった。

第5回 UNESCO憲章とアイドル~Berryz工房、℃-uteが日本アイドルとして初のUNESCO訪問

人の心に戦争を起こさせないための平和のとりでを人の心に作る。そんなユネスコ憲章の趣旨は、彼女たちが世界でしていることそのものだと、改めて思った。

ABerryz工房ラストコンサート2015
▲Berryz工房ラストコンサート2015

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