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第25回 Juice=Juice×日本「ニコニコ超会議」&メキシコ「J’Fest」~世界のオタクイベントからアイドルが教わること(3/3)
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本連載でもしばしば紹介してきたとおり、世界には無数のオタクイベントが存在する。そこではアニメやマンガ、コスプレだけでなく、伝統文化からポップカルチャーまで、ありとあらゆる日本文化が主役だ。
そうした世界のイベントの理想形がこのニコニコ超会議なのではないだろうか。ニコニコ超会議では、アニメやボーカロイドだけでなく、相撲の力士たちも神のひとつなのである(会場では大相撲超会議場所の熱戦が繰り広げられた)。
そんなオタクイベントのライブで歌った感想を聞いてみた。
宮崎 「みなさん、必ずしもアイドルのライブを観にきたわけではないですよね。私たちのライブを楽しんでもらえるかなと、ステージに出る前は不安もありました。でも、みなさん暖かったし、応援してくださった。どこのファンもやさしいみなさんばかりなんだなあと思いました」
同じ幕張メッセを会場にした「コミケットスペシャル6~OTAKU SUMMIT」のステージにMCとして前月ステージに立ったときに、小林幸子さんが語ってくれた「コミケの来場者のみなさんはほんとうにやさしいです」という言葉を思い出した。
そう、オタクは人に優しいのだ。
だからこそ、私もこの数年、国際オタクイベント協会(IOEA)の設立に向けて頑張ってこれたのだ。好きなものに熱くて、人に優しい世界のオタクたち。彼らが創る未来に私は希望を持っている。

▲メキシコでJuice=Juiceやハロ!プロナンバーをカバーしていた女子グループと
宮本 「ライブ会場全体が熱くて、うれしかったです」
金澤 「いつものライブとコールの仕方が違う部分も楽しかったです。初めて観る私たちのライブにも熱く反応してくれるのがうれしかったです。それにこたえて頑張らなくちゃって思いました」
植村 「他の出演者のみなさんがステージに出たときの、『キャーッ』っていう歓声が楽屋まで聞こえてくるんです。私たちは言ってもらえるのかなあと心配だったんですが、『キャーッ』と叫んでもらえて、ほんとうにうれしかったです」
高木 「なにか自分の好きなものに熱中しているみなさんが集まっている場所だと思います。これをきっかけに私たちに少しでも興味を持ってもらえたらうれしいですね」
Juice=Juiceはこれからどんなグループになっていきたいのだろうか。
高木 「結成したときからの目標である、海外でツアーができるぐらいのグループになりたいですし、海外でも可能ならどんどんライブしていきたいです。いまは、その前にやらないといけない目標を一つ一つクリアすることに全力で臨んでいます。(ニコニコ超会議のような)いろいろなオタクのみなさんが集まる場所でライブするのって素敵ですね。私たちもいろんな発見がありました」
そうした世界のイベントの理想形がこのニコニコ超会議なのではないだろうか。ニコニコ超会議では、アニメやボーカロイドだけでなく、相撲の力士たちも神のひとつなのである(会場では大相撲超会議場所の熱戦が繰り広げられた)。
そんなオタクイベントのライブで歌った感想を聞いてみた。
宮崎 「みなさん、必ずしもアイドルのライブを観にきたわけではないですよね。私たちのライブを楽しんでもらえるかなと、ステージに出る前は不安もありました。でも、みなさん暖かったし、応援してくださった。どこのファンもやさしいみなさんばかりなんだなあと思いました」
同じ幕張メッセを会場にした「コミケットスペシャル6~OTAKU SUMMIT」のステージにMCとして前月ステージに立ったときに、小林幸子さんが語ってくれた「コミケの来場者のみなさんはほんとうにやさしいです」という言葉を思い出した。
そう、オタクは人に優しいのだ。
だからこそ、私もこの数年、国際オタクイベント協会(IOEA)の設立に向けて頑張ってこれたのだ。好きなものに熱くて、人に優しい世界のオタクたち。彼らが創る未来に私は希望を持っている。

宮本 「ライブ会場全体が熱くて、うれしかったです」
金澤 「いつものライブとコールの仕方が違う部分も楽しかったです。初めて観る私たちのライブにも熱く反応してくれるのがうれしかったです。それにこたえて頑張らなくちゃって思いました」
植村 「他の出演者のみなさんがステージに出たときの、『キャーッ』っていう歓声が楽屋まで聞こえてくるんです。私たちは言ってもらえるのかなあと心配だったんですが、『キャーッ』と叫んでもらえて、ほんとうにうれしかったです」
高木 「なにか自分の好きなものに熱中しているみなさんが集まっている場所だと思います。これをきっかけに私たちに少しでも興味を持ってもらえたらうれしいですね」
Juice=Juiceはこれからどんなグループになっていきたいのだろうか。
高木 「結成したときからの目標である、海外でツアーができるぐらいのグループになりたいですし、海外でも可能ならどんどんライブしていきたいです。いまは、その前にやらないといけない目標を一つ一つクリアすることに全力で臨んでいます。(ニコニコ超会議のような)いろいろなオタクのみなさんが集まる場所でライブするのって素敵ですね。私たちもいろんな発見がありました」

メキシコで、Juice=Juiceの「風に吹かれて」のイントロが流れだしたとき、私のなかでも翌週のJuice=Juiceへのインタビューにすべてがつながっていった。
偶然にも、インタビューの晩には、℃-uteのメキシコ公演が発表されることになった。
℃-uteのファンたちが「Danceでバコーン!」を歌い、踊る姿を私が見てから4年の歳月が流れていた。Juice=Juiceが最初に立つ海外はどこなのだろう? その場所には是が非でもいたいなと思った。そのとき私は、メキシコのこと、このニコニコ超会議で彼女たちと話したことをきっとしみじみと思い出すのだろう。
連載は隔週水曜日更新!
※次回は、5月27日です。どうぞお楽しみに!
※次回は、5月27日です。どうぞお楽しみに!
執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

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