メキシコのファンへのメッセージ
℃-uteが南北アメリカ大陸でもライブをするのは初めてのこと。中南米となると、ハロー！プロジェクトのアイドルとしても、今回のメキシコが初となる。メキシコ公演にのぞむ気持ちや課題を聞いた。

私も自分のこととしての実感だが、また観たい！そう観た人に思わせてくれるのが、℃-uteやハロー！プロジェクトのライブだ。
彼女たちのメキシコのライブは、インターネットを通して日本のさまざまな文化を楽しんできたファンたちに、日本という存在自体をより強く感じてもらえることになると思う。
私が３人にインタビューしたのは、メキシコでのチケット発売直前。徹夜で並ぶファンの写真が、私のところにもSNSなどを通して送られてきた。

矢島「ほんとうにありがとうございます。ただ感謝の気持ちをメキシコのみなさんに伝えたいです」
萩原　「すごいうれしいし、会えなかった期間が長いのに一途に私たちを待っていてくれた。ずっと会わないなかで気持ちがあるのってうれしいです。9月まで、もう少しだけ待っていてくださいね」
中島　「こんなにもメキシコのみなさんが応援してくれているなんて思っていませんでした。ずっとの応援ありがとうございます。ライブ楽しみにしていてね」

℃-uteのメキシコ公演は、私ももちろん現地入りする予定だ。何年も彼女たちのライブ実現を待ち続けたメキシコや南北アメリカ大陸のファンと、℃-uteライブの模様は本連載でもしっかりお届けしたいと思う。
日本とメキシコの関係は、経済のうえでもますます密接になってきている。かつての私のように、アイドルは自分に関係ないと思っているみなさんにこそ、今回のライブのことは知ってほしい。いかに彼女たちとファンが日本とメキシコをつなぎ、その扉を広げているかがわかってもらえると思う。
アイドルの海外ライブは、以前から書き続けているとおり、もはやアイドルとファンだけの問題ではないのだ。
9月が待ち遠しい！