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ポップカルチャーなう。【マンガ篇】(4/6)
マンガ×物語の期間=7日間
実はたった1週間だったの?


単行本が27巻発売されている学園モノのツッパリ物語があります。「疾風列伝 特攻の拓」(佐木飛朗斗)というマンガなんですが、ストーリーをよくよく読んでみると場面展開の深さに驚かされます。ま、簡単にあらすじを言うと、いじめられっ子の浅川拓っていう主人公の前に、鳴神秀人というツッパリが転校してくるんです。物語は3学期がはじまって1カ月くらいして転校してきた鳴神秀人登場からスタート。いろんな暴走族が出てきたり、ケンカしたりと密度は濃いんですが、実はストーリー的に1週間くらいしか経っていないんですよ(ってことは毎日ケンカってこと!?)。それに全27巻が費やされているんです、これって凄くないですか?!各場面の描写がリアルなのでのめり込んだ人も多かったのでは!
もう一つ、短いストーリーというか続きに期待させながら終わってしまったのが「SLAM DUNK」(井上雄彦)だ。物語が盛り上がったインターハイのトーナメント戦中に突如の終幕。ファンの人もビックリしたと思いますが、いろんな含みを持たせながらの終了でした(全31巻)。主人公の桜木花道が未経験のバスケ部に入り(3月)、そしてインターハイ途中で終了(8月頃)とわずか約半年間の夢物語・・・。
2作品とも細かな描写とリアルな場面展開が気持ちイイですし、いつの日か続きが読んでみたいッスね!
(井村 直樹)
もう一つ、短いストーリーというか続きに期待させながら終わってしまったのが「SLAM DUNK」(井上雄彦)だ。物語が盛り上がったインターハイのトーナメント戦中に突如の終幕。ファンの人もビックリしたと思いますが、いろんな含みを持たせながらの終了でした(全31巻)。主人公の桜木花道が未経験のバスケ部に入り(3月)、そしてインターハイ途中で終了(8月頃)とわずか約半年間の夢物語・・・。
2作品とも細かな描写とリアルな場面展開が気持ちイイですし、いつの日か続きが読んでみたいッスね!
(井村 直樹)