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マタギキ volume 04 椎木 隆太氏(9/10)

8. なぜ、日本から国境を越えるのがPOPカルチャーなのか?



「KIRA KIRAジャポン」は、“日本市場なんて元気ないし、ちっちゃいし、このプロジェクトには、いらないんじゃない(笑)”と思って目の前のマーケットを捨てて取り組んだ番組ですね。フランスのテレビ局向けに創ったんですが、まわりからは無謀なプロジェクトと言われました。日本人のタレントの女の子が、日本語のまま、観光情報や伝統文化、竹下通りの最新ファッションなど、諸々の情報をごっちゃにして紹介しています。(コンサルティング契約を結んでいる)島根県では、日本全体で4%減っているフランス人観光客が、番組で何度も紹介することにより、2倍以上になりました。これは、フジテレビや日経新聞にも取り上げられました。

 僕は、心から、日本の伝統文化やポップカルチャーが素晴らしいと思っていて、失敗してもいいから、世界に日本文化の素晴らしさを伝えることを、日本の誰かがやらなきゃいけない!!と思って走り始めたのが、この「KIRA KIRA PROJECT」です。企業からは、こういうご時世ですから、なかなか応援頂けないのですが、外務省や経産省からは、がんばれ!と口頭で(笑)応援いただいてます。

 福岡県のように「アジアに向けて発信していくんだ」と明確に海外路線を打ち出している自治体は少ないです。まさにこの1〜2年のタイミングで、恐ろしいほど日本にチャンスがあるのに、チャンスに溢れた海外よりも、大変難しい時期を迎えている日本で、その難局をなんとか乗り切ろうと、思考が内側に内側にと入っていってしまうのはゆゆしき問題だと思います。僕なんかは難局を乗り越えるために海外に行った方がいいと思うんですよね。そんな時に福岡県の海外戦略顧問にお声掛けを頂きました。こんな素晴らしい考えをもった自治体さんと組めるのなら、本望と考えてます。そういう意味でも福岡県知事はすごい「ビジネスプロデューサー」だと思います。

 ずっと変わらないモノが伝統文化で、一瞬たりとも止まっていないものがポップカルチャーだと思っています。ポップカルチャーは昨日と今日では違い、日々移り行くモノです。だから、「来年見に行くんじゃなくて来週見に行くべき」といった生もの感があると思います。だから、ポップカルチャーの「今感。今行きたい。今体験したい。」という力が観光の原動力になったり、お金を消費する時の原動力だと思います。

 フランスでビジネスを仕掛けて思った事は、日本文化が好きな人達の多くは「めちゃくちゃ」貧乏だということです。僕たちはフランス向け番組の最終回で、数ヶ月後に催行される旅行企画を仕掛けたんですが、フランス人からしたらすごく無茶な話だったらしいのです。フランス人は通常、番組を見て行きたくなったら、それから半年間くらいバイトして、それで稼いだお金を握りしめて日本に来るらしいんです。お金のない若者が、自分の時間や財産を投げ打ってでも来たいと思うだけの魅力を日本文化に感じてくれることをとても誇りに思います。フランスのような「文化のプライドが世界一高い」と言われている人達が、「俺たちもすごいけど、日本の文化もかなりすごい。日本の文化はアツい」と思う人がかなり多いんです。だからそういう人達の期待に応えるために、僕たちは「POPカルチャーの生感」を大切にしてます。

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