マタギキ熊本 村井 眞一氏(10/11)
9.ニューコ・ワン創業のきっかけ

事業方針の違いなどから1999年の末に蔦屋を退職しまた。その頃、熊本の寿屋さんの経営が傾いており、イギリスの投資会社「シュローダー・ベンチャーズ」が買収し事業再生に取り組んでおられ、そのタイミングでお声掛けを頂きました。年収3,000万円、100平米位の広い住居&車付きなどいろいろ吹っかけたんですが、全部聞いていただけましたね(笑)。
当時、AVクラブさんは蔦屋の加盟店さんで、県内に20店舗をお持ちでした。フランチャイズのスーパーバイザーをしていましたから全国のお店を見て来ていたんですが、AVクラブのスタッフの方々は対応が良いんです。空港まで車で迎えに来て頂いたり、店舗を案内して頂いたり、勿論夜のお店、居酒屋なんですけど(笑)。そんなのも準備して頂いたり、すごく丁寧なんです。加盟して頂いていますから、僕からしてみればお客様ですよ。そして、みなさんとにかくお酒が強い。だいたい22時ぐらいから飲み始めて深夜3時ぐらいまでは当たり前。翌日は、阿蘇や天草なども観光にも連れて行ってもらいましたね(笑)。「こんなに人が良い土地柄はないし、自然にも恵まれているし」と思って決めましたね。あと、なんだかんだで蔦屋時代の繋がりもありましたしね。最初は3年ぐらい腰掛で関わってから退こうと考えていましたが10年住み着いてます(笑)。
そして、2004年に蔦屋書店熊本三年坂をオープンしました。約10億円近く掛かっているプロジェクトです。当時の会社規模から言えば相当な投資になりますから、やり逃げできませんよ。逆に熊本にいようと思ったからこそ作った店舗です。