マタギキ 中村貞裕 氏(3/18)
2.思いを込めたお店づくり

次に手がけたのが「sign」です。今では東京に5店舗あります。signは地下鉄の駅を出て徒歩0分のところにあります。前の店の時からもそうですが、場所柄、よく待ち合わせに使われていた場所でした。だから待ち合わせのメッカで“目印”という意味と、“一つのお店で街を変えていくこと”が僕のやりたいことでしたので、外苑前というローカルな街の目印=ランドマークになればいいなという思いも込めています。その他にも、表参道や東京スカイツリーなど話題のスポットへの出店をしているのですが、最も特徴的なのが渋谷ヒカリエの11Fにあるお店です。ここには日本最大級のミュージカル劇場「シアターオーブ」が入っています。シアターと、オフィスフロアの両方のラウンジを兼ねたフロアがあります。僕たちはこの場所をミュージカル劇場のラウンジという位置づけにしたかったんです。だからお店の名前を「シアターテーブル」にしました。入口には「シアターコーヒー」というカフェを作り、オフィス需要にも対応できるようにしました。また、ミュージカル劇場の中に、観劇の合間に休憩するバーがあります。名前は「シアターバー」です。
このお店は、1日のうちで15分程度しか運営しないお店です。観劇の合間に楽しめるケータリングサービスの機能を持たせています。
ここでのポイントは、「シアターテーブル」はテナントで入っているのですが、セットで運営することでミュージカル劇場が直営でやっている、オフィシャルなお店というイメージを創ることができるのです。なので、お題目(演目)に合わせたコラボメニューを作ったり、海外から来るミュージカルスターにも必ずサインをもらっています。現在年間で15講演ぐらいやっているので、共に育っている、これからが楽しみなお店の1つです。
ここでのポイントは、「シアターテーブル」はテナントで入っているのですが、セットで運営することでミュージカル劇場が直営でやっている、オフィシャルなお店というイメージを創ることができるのです。なので、お題目(演目)に合わせたコラボメニューを作ったり、海外から来るミュージカルスターにも必ずサインをもらっています。現在年間で15講演ぐらいやっているので、共に育っている、これからが楽しみなお店の1つです。