[愛魂 vol.50] 石川 涼 ~日本を背負うファッション業界の若き革命家~(2/2)
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シンガポールやタイは日本のカルチャーが好きで、やっぱり日本を見てますよね。

●チームラボハンガーを導入した名古屋サンシャインサカエ店(写真上)。チームラボハンガーとは、ハンガー型のインターフェイス。「ハンガーを手に取る」という日常的な行為がスイッチとなり、デジタルネットワーク上の情報を呼び出し、お客様に新しい 店舗体験を付加するもの。例えば、服のかかったハンガーを手に取ると目の前のモニターにその服のコーディネートが表示されたり、店舗空間の照明やBGMを変えたりすることができるようになっている。チームラボハンガーは、VANQUISH 渋谷109MEN'S店/VANQUISH the Corner 名古屋サンシャインサカエ店/VANQUISH the Corner 静岡109店の計3店舗で導入中。
ab:今アジアの方にも積極的に足を運んでいますが、実際にアジアの若者のシーンってどうですか?
石川:香港や台湾も売り上げが上がってきていて、これからシンガポールやタイのバンコクもお店を出すんですけど。これら親日の国で感じるのは、皆日本のカルチャーが好きで、やっぱり日本を見てますよね。バンコクには今年直営店を出すんですけど、昔の裏原宿の環境に似てきてる。若い子たちが自分でブランドを作って、チャレンジしてる区画があって、そこがすごく人がいるんです。それってタイの若者のカルチャーなんですよ。今まではそんな発想はなかったし、そんなお店をやろうと思ってなかったハズなんですけど、日本のカルチャーシーンを見てきて、自分たちもやりたいって欲が出てるのはすごくいいなって。日本を見て、新しく生まれたカルチャーにはすごく興味ありますね。
ab:それってタイに限らず、例えばベトナムのような親日の国にもある動きなのですか?
石川:ベトナムはまだ行ってないんだけど、マレーシアはこの前見てきました。やっぱりちょっと遅れてますね。国の体制もあるんだけど、ジャカルタだと、まずそういうスペースがないんです。国が開発してる場所にしかモールはできないし、モールだと若者が契約できなくて、チャレンジできないんですよ。そういう段階だと、若い子のカルチャーは生まれにくい。だから、そういう国に進出するにはもう少し時間がかかるかもしれないですね。
ab:今年のバンコク出店以降のアジアでの活動プランは?
石川:日本でVANQUISHは卸業者から始まっているんです。全部行き当たりばったりで、とりあえず行って、感じて、始めてきたので、これからも色んな国に行って、それから考えていきたいですね。別に戦略はなくて、とにかくアジアの全部の国に行ってみるっていうのが今のプランです。そこでいけそうなエリアから始める。あと、僕たちは国ごとにパートナーを見つけて、そこでプロモーションや売り方、戦略を国ごとに任せてます。もちろん一つの共通のプロモーションができるなら、コスト的にもそれがベストなんですけど、現時点では難しいですね。例えば、この国では紙媒体を使った方が影響力はあるだろうなとか、この国ではこのタレントに着せたら売れるかもっていうのは、その国に住んでない僕らには分からないんです。そういう部分はこれから行く国で開拓していきたいですね。飛びこみですよ。
もっと視点を大きく、広く日本の文化に自信を持って世界と戦っていきたい。

ab:VANQUISHを含むご自身の活動を通じて伝えたいことって?
石川:特にないかも(笑)。ただ、僕が20歳くらいでファッションに興味があった時期って、例えば裏原の人たち=一般消費者が作ったブランドが売れ出して、それを当時元気のあったファッション誌が取り上げ、その人たちが成りあがっていくのを見てきてるんで。そのサクセスストーリーが面白いと思ったし、仮に僕のことを見てくれる人がいるとすれば、僕だって静岡の田舎から出てきて、何もないところから始まって今に至るので。やる気があれば何でもできるってことが伝わればいいなって思います。
ab:影響を受けたヒト、モノは?
石川:全然ないんですよ(笑)。でも、挙げるとしたら親父かな。
ab:今興味のあるものは?
石川:特にないかも(笑)。ただ、僕が20歳くらいでファッションに興味があった時期って、例えば裏原の人たち=一般消費者が作ったブランドが売れ出して、それを当時元気のあったファッション誌が取り上げ、その人たちが成りあがっていくのを見てきてるんで。そのサクセスストーリーが面白いと思ったし、仮に僕のことを見てくれる人がいるとすれば、僕だって静岡の田舎から出てきて、何もないところから始まって今に至るので。やる気があれば何でもできるってことが伝わればいいなって思います。
ab:影響を受けたヒト、モノは?
石川:全然ないんですよ(笑)。でも、挙げるとしたら親父かな。
ab:今興味のあるものは?
石川:今一番興味があるのは、“現象”ですね。今若者が何に興味を持って、何を楽しんでるのかに興味がありますね。僕は自分が好きなモノってないかも。自分の個性はどうでもよくて、要はVANQUISHを面白くすることしか考えてないかも。今誰と組んだら面白いのかなとか。ポップカルチャーという部分でいうと、「ルパン三世」と「シティハンター」、「コブラ」が好きでした。これらに共通してるのは、主人公が女ったらしなんです(笑)。けど、やる時はやるぜっていう男性像に憧れてたのかもしれない。そのスタンスは好きでしたね。
ab:座右の銘は?
石川:無理しないってこと(笑)。
ab:今後の展望や目標は?
石川:僕は本気で日本はこのままではダメになると思っていて。この先10年もつのかなって。究極、僕はどの国でも住めるけど、全国で働いてるスタッフはそんなワケにはいかないし。だから、もし日本がダメになった時に、ちゃんとフォローできるように、海外に手を伸ばしているんです。日本の人たちって国内需要しか考えてないんですよ。日本での自分のポジションだとか。だけど、もっと視点を大きく、広く日本の文化に自信を持って世界と戦っていきたいですね。
ab:このウェブサイトを見ているアジアの若者にメッセージを。
石川:新しく何かをすることって、時代背景に最適化することなんですよ。だから、あまり常識にとらわれずに生きようよってことですかね。
(取材日:2012.3.29)
ab:座右の銘は?
石川:無理しないってこと(笑)。
ab:今後の展望や目標は?
石川:僕は本気で日本はこのままではダメになると思っていて。この先10年もつのかなって。究極、僕はどの国でも住めるけど、全国で働いてるスタッフはそんなワケにはいかないし。だから、もし日本がダメになった時に、ちゃんとフォローできるように、海外に手を伸ばしているんです。日本の人たちって国内需要しか考えてないんですよ。日本での自分のポジションだとか。だけど、もっと視点を大きく、広く日本の文化に自信を持って世界と戦っていきたいですね。
ab:このウェブサイトを見ているアジアの若者にメッセージを。
石川:新しく何かをすることって、時代背景に最適化することなんですよ。だから、あまり常識にとらわれずに生きようよってことですかね。
(取材日:2012.3.29)
[INFO]

石川涼 / 株式会社せーの代表取締役
■ABOUT VANQUISH
2004年、石川涼により『VANQUISH』設立。
《洗練された理想の男性像を体現すべく、ベーシックなデザインにシーズン毎のトレンドを取り入れた遊び心のある“VANQUISHスタイル”を提案していく》をコンセプトとし、カジュアルからジャケットスタイルまでスタイリッシュに着こなせる幅広いコレクションを展開。
2010年10月19日には、第11回「東京発 日本ファッション・ウィーク(JFW in Tokyo)」に初参加し、恵比寿ガーデンホールにてランウェイ形式のファッションショー、「VANQUISH 2011 Spring/Summer COLLECTION」を発表。
コラボレーションパートナーは多岐にわたり、2010A/W より、adidas社と『adidas Originals for VANQUISH』を共同プロデュース。2011S/Sからは藤原ヒロシ氏とタッグを組み、『DENIM BY VANQUISH & FRAGMENT』をスタートさせる。
2012S/Sには、CONVERSE社と初のコラボレーションとなる『SKIDGRIPVQ』をリリース。
また、2011年1月に新宿で行われた“黒夢”のゲリラライブをサポートし、Yahoo!ニュースに掲載される等、ファッションの分野に限らず、様々なシーンで注目を集める。
販路においては、東京、名古屋、大阪、福岡の4大都市を含め、全国のファッションビルにて直営店11店舗を展開。
2011年3月に、日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」へ出店。
また、同時期に、香港のセレクトショップ「I.T.」と業務提携を行い、2011S/Sより本格的に海外展開を開始。2011A/Wからは台湾の有名セレクトショップ「JUICE」でも取扱いがスタート。
2011年9月には、旗艦店である渋谷109MEN’S店が6Fから3Fの好立地に移転し、大型9面モニターや、チームラボ社によるインタラクティブハンガー“チームラボハンガー”を導入し、エンターテインメント性を意識した斬新な仕掛けをユーザーに提案する新コンセプトのショップとしてリニューアルオープン。
■Web Site
ブログ http://ameblo.jp/ceno-ceo
VANQUISH公式サイト http://VANQUISH.JP
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