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第50回 アイドルの海外ライブは日本を背負っている。Berryz工房清水佐紀、徳永千奈美インタビュー②
タイのバンコクでの2公演ライブを終えた翌2013年3月10日、Berryz工房から、3人のメンバー(須藤茉麻、徳永千奈美、夏焼雅)がミャンマーのヤンゴンに向かった。

ヤンゴンでメジャーな日本のアイドルがライブをするのは初めてのことである。これだけでもじゅうぶん意義深いことなのだが、今回私が強い関心を持ったのは、この「Japan Festival 2013」がヤンゴンのコンベンションセンター(ミャンマーコンベンションセンター)で開催された、家電や化粧品、食品、オフィス機器といった日本製品をPRするJETRO(日本貿易振興機構)主催のイベントでのミニライブだったからである。


本連載でも多数紹介してきた、世界に無数にある日本ポップカルチャー紹介イベントではないのだ。出展企業も100社を越え、約25000人の来場者があったという。
「歌い始めると、日本や世界各国のライブと大きく違い、みなさん立ったまま凝視で私たちを観ているんです。楽しんでくださっているのか正直ライブ中とても不安でした」(徳永)彼女たちがステージで歌ったのは、「雄叫びボーイWAO!」といった、かなりノリもよく、激しいフリつけの曲だ。彼女のステージでの心配は、Berryz工房のライブを何度でも観ている私にも手に取るようにわかる。
「歌い始めると、日本や世界各国のライブと大きく違い、みなさん立ったまま凝視で私たちを観ているんです。楽しんでくださっているのか正直ライブ中とても不安でした」(徳永)彼女たちがステージで歌ったのは、「雄叫びボーイWAO!」といった、かなりノリもよく、激しいフリつけの曲だ。彼女のステージでの心配は、Berryz工房のライブを何度でも観ている私にも手に取るようにわかる。
「終演後、握手会があったのですが、『楽しかったです』『かわいかったです』とたくさんのみなさんに言ってもらえ、ホッとしました」(徳永)
世界で活動をするというということは、まさにこういうことなのだと思う。どんなふうになるかわからないなかで、自分を信じて発信していくかしかないのだ。
「わからないからこそ行ってみたくなります」
常々、徳永は話してくれるが、まさにその精神こそが、今の日本にもっとも必要とされる精神だと私は思っている。実際に行き、そこに暮らす人たちとコミュニケーションをしたとき、その国は自分にとってこれまでと違う存在になっている。世界が理解し合う根底は、まさにそこにあるし、Berryz工房のように、日本にも世界にも影響力を持つアーティストがそれを実感する意義はとても大きいのだ。まして、今回のイベントはアイドルイベントでもアニメイベントでもなく、日本製品をPRするイベントでのライブである。親しみやあこがれといった気持ちは、商品やサービスに、プラスに影響することはあってもマイナスになることはない。
世界で活動をするというということは、まさにこういうことなのだと思う。どんなふうになるかわからないなかで、自分を信じて発信していくかしかないのだ。
「わからないからこそ行ってみたくなります」
常々、徳永は話してくれるが、まさにその精神こそが、今の日本にもっとも必要とされる精神だと私は思っている。実際に行き、そこに暮らす人たちとコミュニケーションをしたとき、その国は自分にとってこれまでと違う存在になっている。世界が理解し合う根底は、まさにそこにあるし、Berryz工房のように、日本にも世界にも影響力を持つアーティストがそれを実感する意義はとても大きいのだ。まして、今回のイベントはアイドルイベントでもアニメイベントでもなく、日本製品をPRするイベントでのライブである。親しみやあこがれといった気持ちは、商品やサービスに、プラスに影響することはあってもマイナスになることはない。

日本はこんな国ですよ。たとえそれが工業製品のイベントであったとしても、エンターテインメントとの相乗効果はきわめて世界への発信にとても大きな意義を持ってくるのだ。そして、それを世界に対してここ数年もっともスマートに推し進めてきたのが韓国と言えるだろう。


「タイのみなさんが日本大好きですと言ってくださると、日本人としてやはりとても嬉しいです。毎回行くたびに温かく迎えてくださって、ああこんなにも温かい国があったんだと思います」(清水佐紀)
「どうして一度も行ったことのないアメリカやタイにたくさんのファンのみなさんがいてくださるのか、実際に行くまではわかりませんでした。でも。いざライブが始まると、言葉は関係ないんだということが実感できます。音楽で一つになれるんです」(徳永)
Berryz工房のタイ訪問は、そのたびに現地のメディアにも多数報じられている。それはつまり、日本がそれだけ発信されているということもあるのだ。アイドルが海外に向かう問題は、もはやアイドルだけの問題ではないのだ。日本全体で、どんな支援ができるのか、応援というレベルを越えて考えるべきだろう。
次回は、タイのファンの側からBerryz工房の訪タイを見ていこう。
「どうして一度も行ったことのないアメリカやタイにたくさんのファンのみなさんがいてくださるのか、実際に行くまではわかりませんでした。でも。いざライブが始まると、言葉は関係ないんだということが実感できます。音楽で一つになれるんです」(徳永)
Berryz工房のタイ訪問は、そのたびに現地のメディアにも多数報じられている。それはつまり、日本がそれだけ発信されているということもあるのだ。アイドルが海外に向かう問題は、もはやアイドルだけの問題ではないのだ。日本全体で、どんな支援ができるのか、応援というレベルを越えて考えるべきだろう。
次回は、タイのファンの側からBerryz工房の訪タイを見ていこう。



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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
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※次回は、Berryz工房のタイのファンたちに密着
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