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第12回 コスプレ天国COMICUPに見る上海最新コスプレ事情!
2010年12月に開催された中国・上海の同人誌イベント「COMICUP」。同人熱気もすごかったが、驚いたのはコスプレ率の高さ。入場者の半数がコスプレをしているのではないかという勢いだった。
圧倒的に多いコスプレは初音ミク&ボーカロイドたち。オリジナルのミクだけでなく、派生キャラのミクコスも多かった。コスプレの半数がミク関連なのではないだろうか。
次いで多いコスプレは、東方プロジェクト。中国での東方人気の高さは行くたびに感じてきたが、それを目の当たりにした感がある。
興味深いのは、欧州各国等のイベントでは圧倒的に多い『NARUTO』『ONE PIECE』『BLEACH』といったマンガ&アニメのコスプレイヤーをほとんど見かけないこと。これらの作品の人気が低いということではまったくなく(むしろ逆)、まさにいま自分がはまっている新しい作品のコスプレをとにかくしたいということなのだろう。自分はこれだけ新しい作品を知っているよという意思表示もあるのかもしれない。
圧倒的に多いコスプレは初音ミク&ボーカロイドたち。オリジナルのミクだけでなく、派生キャラのミクコスも多かった。コスプレの半数がミク関連なのではないだろうか。
次いで多いコスプレは、東方プロジェクト。中国での東方人気の高さは行くたびに感じてきたが、それを目の当たりにした感がある。
興味深いのは、欧州各国等のイベントでは圧倒的に多い『NARUTO』『ONE PIECE』『BLEACH』といったマンガ&アニメのコスプレイヤーをほとんど見かけないこと。これらの作品の人気が低いということではまったくなく(むしろ逆)、まさにいま自分がはまっている新しい作品のコスプレをとにかくしたいということなのだろう。自分はこれだけ新しい作品を知っているよという意思表示もあるのかもしれない。

このあたりの感覚は、ファッションブランドの新作を着たり、流行を追う感覚に近いといえる。とにかく新しいもの、流行りのものを着たいという心理だ。中国で日本のファッション誌の売上が急上昇している状況は、コスプレ事情からも間接的に裏付けられるかもしれない。
『けいおん!!』を筆頭に、『とある科学の超電磁砲』、『デュラララ!!』、『バクマン』などのコスプレイヤーとたくさん出会った。
おもしろいのは、女子に写真を撮らせてもらっていると、私の後ろに決まって数名のカメラ男子がやってくること。自分で頼みづらいのか、私の撮影に便乗しているようだ。でも、一眼レフカメラから赤外線センサーを彼女たちの顔に当てるのは、こちらの撮影上はちょっとやりづらかったりするのだが。
それにしても、これだけバラエティに富んだコスプレイヤーがそろうと壮観のひとことだ。中国のコスプレ事情はやはり目が離せない。
『けいおん!!』を筆頭に、『とある科学の超電磁砲』、『デュラララ!!』、『バクマン』などのコスプレイヤーとたくさん出会った。
おもしろいのは、女子に写真を撮らせてもらっていると、私の後ろに決まって数名のカメラ男子がやってくること。自分で頼みづらいのか、私の撮影に便乗しているようだ。でも、一眼レフカメラから赤外線センサーを彼女たちの顔に当てるのは、こちらの撮影上はちょっとやりづらかったりするのだが。
それにしても、これだけバラエティに富んだコスプレイヤーがそろうと壮観のひとことだ。中国のコスプレ事情はやはり目が離せない。


毎週水曜日更新!
※次回連載は、コスプレ天国COMICUPでもっとも多いコスプレ、初音ミク&ボーカロイドを特集!
※次回連載は、コスプレ天国COMICUPでもっとも多いコスプレ、初音ミク&ボーカロイドを特集!
執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/