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第4回 モーニング娘。‘14飯窪春菜10代が世界に語る、昭和のマンガの魅力とは!?(2/3)

少女マンガを熱く語る飯窪は日本のマンガへの愛を語る世界の若者たちと何も変わらないし、モーニング娘。’14のサブリーダーの一人としてグループをひっぱる姿と、どちらもまちがいなく飯窪自身なのだ。
「いろいろなタイプのマンガを子供のときから読んだことで、たくさんの知識を持つことができました。日本語の勉強にもなりました。マンガに詰め込まれている知識量は半端なものではありません。マンガのおかげで大人のみなさんともいろいろなお話ができるようになりました。話題についていけることが多いのも、マンガのおかげと思っています」
以前、私がMCをつとめるラジオ番組で、アニメ業界の大御所脚本家辻真先さんと飯窪にマンガについて語ってもらったときのことを思い出した。
年齢差60歳以上の初対面。でも、マンガを語る二人に年齢差を感じることはなかった。荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』の、他にない魅力について語る二人の会話はじつにわかりやすい、すばらしい内容だった。
「昔の少年マンガでいえば、高橋留美子さんの『めぞん一刻』も愛読書です。世代的には『犬夜叉』世代なのですが、『めぞん一刻』は父が持っていましたのではまりました。
「いろいろなタイプのマンガを子供のときから読んだことで、たくさんの知識を持つことができました。日本語の勉強にもなりました。マンガに詰め込まれている知識量は半端なものではありません。マンガのおかげで大人のみなさんともいろいろなお話ができるようになりました。話題についていけることが多いのも、マンガのおかげと思っています」
以前、私がMCをつとめるラジオ番組で、アニメ業界の大御所脚本家辻真先さんと飯窪にマンガについて語ってもらったときのことを思い出した。
年齢差60歳以上の初対面。でも、マンガを語る二人に年齢差を感じることはなかった。荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』の、他にない魅力について語る二人の会話はじつにわかりやすい、すばらしい内容だった。
「昔の少年マンガでいえば、高橋留美子さんの『めぞん一刻』も愛読書です。世代的には『犬夜叉』世代なのですが、『めぞん一刻』は父が持っていましたのではまりました。

『めぞん一刻』の響子さんは、王道の絶対的ヒロインなのに、めんどうくさくて、しっと深くて、でもそんな嫌な部分があるからこそ親近感が持てるんだと思います。五代くんも本当にダメで、でもそんな五代くんが成長して、やがて二人が結ばれるからこそ、最後は泣けるんだと思います。三鷹さんや、朱美さんといったサブキャラも好きです。高橋さんは幅広い世代に、どんなジャンルでも描けるところがすごいと思います」



