- ホーム
- ポップカルチャー見聞録~世界が愛する日本を追いかけて~
- 第11回 ニューヨークライブが大成功後の、モーニング娘。’1...
第11回 ニューヨークライブが大成功後の、モーニング娘。’14全員へのインタビュー。 ~私たちがニューヨークで変わったこと、これからの課題(2/3)


佐藤優樹 ライブのMCで、英語で「私をまーちゃんと呼んでね」と言いました。自分からそう言ったのは初めてで、今後もいかせるなって思いました。
石田亜佑美 私は宮城県出身なんですが、ずっと東京の渋谷とかにあこがれていました。いまふつうに渋谷の街を歩けている自分も不思議なのですが、モーニング娘。のメンバーになってからは海外にあこがれるようになって、こうしてニューヨークに来ることができて。ニューヨークのイメージは、ネオンがまぶしいだったのですが、落ち着いた場所もたくさんあることがわかり、ニューヨークのイメージが変わりました。この街に慣れるぐらいに来られるようになりたいなって思いました。
飯窪春菜 (ライブのMCで私はマンガが大好きなOTAKUですと発言したことを受けて)握手会のときに、僕も私もオタクだよと言ってくださる方がたくさんいらして、そんなOTAKU仲間とのやりとりが嬉しかったです。OTAKUという日本語がもはや一般的なんだなということがわかりました。
日本では「はるなん」と呼ばれることが多いのですが、ニューヨークでは「ハニー」と呼ぶ方が多いことも驚きでした。CDのメイキング映像で衣装を紹介するコーナーで「スイートスイートハニータイム」というコーナーを作っているのですが、それをみなさん観てくださっているようで。モーニング娘。の活動のなかでも、もっと英語を取り入れていこうと思いました。
鈴木香音 言葉が伝わらないぶん、表情といったそれ以外のことで伝える重要性を感じました。日本でも意識していることでしたが、さらに気をつけようと思いました。
ニューヨークでのライブ風景




鞘師里保 エンターテインメントの本場のニューヨークでのライブ。期待もありましたが、結果への不安もありました。ライブがとても盛り上がったことは、自分への自信にもつながったと思います。海外でのライブに対してだけではなく、普段のパフォーマンスに対してもです。これまで以上に、もっと堂々とパフォーマンスできるようになれると思います。
生田衣梨奈 エリポンと、親しみをこめて呼んでくださる方が多く、私のなかでの海外との距離が近くなったと思います。
譜久村聖 これまで訪ねたフランスなどでも挨拶などの表現を覚えましたが、英語は学校で勉強しているぶん、もっとたくさんのことを覚えられたんです。「もっとモーニング娘。を好きになってください」という気持ちをMCで、英語で伝えることができたことが嬉しかったです。練習したからこそちゃんと伝えられたわけで、次に海外に行くときは、その国の言葉をもっと勉強してから向かいたいと思いました。
メンバーの、それぞれの個性が色濃くでている回答だなと思いながら聞いていた。日本という国の魅力は、その多様性にあると思うが、モーニング娘。という存在もまた、その多彩な個性が集まることで生み出されるものにあると思うのだ。
2010年夏、それまで自分の人生に関係ないものと思っていた私に、アイドル文化という日本の財産を気づかせてくれたパリのライブ時のメンバーもいまや道重さゆみだけになった。
唯一海外でのライブを経験してきた道重さゆみは、今回のライブをどうふりかえるのだろう。
生田衣梨奈 エリポンと、親しみをこめて呼んでくださる方が多く、私のなかでの海外との距離が近くなったと思います。
譜久村聖 これまで訪ねたフランスなどでも挨拶などの表現を覚えましたが、英語は学校で勉強しているぶん、もっとたくさんのことを覚えられたんです。「もっとモーニング娘。を好きになってください」という気持ちをMCで、英語で伝えることができたことが嬉しかったです。練習したからこそちゃんと伝えられたわけで、次に海外に行くときは、その国の言葉をもっと勉強してから向かいたいと思いました。
メンバーの、それぞれの個性が色濃くでている回答だなと思いながら聞いていた。日本という国の魅力は、その多様性にあると思うが、モーニング娘。という存在もまた、その多彩な個性が集まることで生み出されるものにあると思うのだ。
2010年夏、それまで自分の人生に関係ないものと思っていた私に、アイドル文化という日本の財産を気づかせてくれたパリのライブ時のメンバーもいまや道重さゆみだけになった。
唯一海外でのライブを経験してきた道重さゆみは、今回のライブをどうふりかえるのだろう。