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第11回 ニューヨークライブが大成功後の、モーニング娘。’14全員へのインタビュー。 ~私たちがニューヨークで変わったこと、これからの課題(3/3)

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▲ライブ後のファンとの握手会

道重さゆみ (道重さゆみが11月横浜アリーナでのライブでモーニング娘。を卒業することを前提に)卒業前のこのタイミングで、この10人で、ニューヨークで公演できたことがとても嬉しいです。アジアツアー、ロサンゼルス、パリとこれまでライブをしてきましたが、ニューヨークは世界握手会ツアーでも来ることができませんでした。ずっと行きたいと思っていました。そして、そこでのライブが成功できたと思え、いまのモーニング娘。‘14をかっこいいとみなさんに思えてもらえたのではないかなと思えることが、すごく嬉しいです。

私が観た2010年パリのライブとの違いをなにか感じることがあっただろうか?

道重 よりファンのみなさんの反応が熱くなったのではないでしょうか。
メンバーのキャラクターもよく知っていてくださり、日本のライブでしか披露していないようなメンバーの個性もわかってくださっていました。わ、すごい、めちゃくちゃ愛してくれているんだなと思いました。自分からいろいろ調べないとわからないような、メンバーの個性なんです。私たちのことをほんとうによく知ってくださっていて、ライブを待ち望んでくださったんだなということが実感できました。
個人的なことですが、アンコールのとき、途中から「さゆコール」になったことはびっくりしました。私たちが海外に来て、みなさんのことを楽しませようと思っているのに、逆にファンのみなさんのほうが私たちを喜ばせようとしてくださって。ほんとうに優しいみなさんの集まりなんだなあと思いました。

2010年パリ、2012年タイ・バンコクでの世界握手会とこれまでモーニング娘。の海外での活動を観てきたが、よりファンの想いが熱くなったなということを、私も感じていた。ファンの想いもあるが、新生モーニング娘の進化がそれだけ進んだということの表れでもあると思うのだ。
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▲世界中から集まったファンたち

12期新メンバー4名が加わったモーニング娘。は、来年モーニング娘。‘15として新たな舵をきることになる。
日本国内での活動もだが、海外をみすえたときの自分たちの課題とは何なのだろうか?

生田 休日もいっしょに遊びに行くぐらい、メンバーの仲がほんとにいいのですが、新メンバーとそうした空間を作っていくには時間がかかると思うんです。新メンバーとのコミュニケーションが、何をするにもまずは大きな課題です。

小田 つんくさんが作る音楽は、海外でも通用すると思います。それをもっと自信をもって、歌で表現できるようになりたいなと思います。

石田 握手会で、私のダンスが好きとか、すごいと言ってくださる方がたくさんいらっしゃいました。嬉しかったですが、世界にはもっともっとダンスがうまい方がたくさんたくさんいます。現状に満足せず、もっと上を目指し、いろいろなジャンルのダンスにも挑戦していくことが課題です。

飯窪 アニメやマンガやゲームがとにかく好きという自分の趣味をいかせる場所を広げられたら、世界の共通の趣味をもった方にもモーニング娘。を知ってもらえるきっかけになるのではと思いますし、がんばりたいです。

工藤 私はほんとに英語が苦手なんです。言葉の壁を感じてしまいやすく、それを乗り越えなければいけないなと思っています。新しく入った12期には、帰国子女で、英語で会話ができるメンバーもいます。モーニング娘。も、もっとグローバル化が進むのではと感じているのですが、そしたら私すごいたいへんだ、とんでもなく苦労するなと思っています。早い段階でこの壁を克服することが課題です。

どんなときでもそうなのだが、ひとつひとつの質問に真摯に回答してくれるモーニング娘。のメンバー。これは、私が出会ったころの高橋愛らのメンバーとなにもかわってないモーニング娘。の伝統だなと思った。
進化するひとりひとりの個性が作り出すモーニング娘。という、伝統芸とも言うべき匠。日本の個性そのものともいえるモーニング娘。が、世界に向けて踏み出す次の一歩を、私も楽しみにしながら追いかけたいと、ニューヨークの地で改めて思った。

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▲モーニング娘。’14
櫻井孝昌櫻井孝昌
連載は隔週水曜日更新!
※次回は、11月5日です。どうぞお楽しみに!

執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール 

櫻井孝昌.jpgコンテンツメディアプロデューサー、作家、デジタルハリウッド大学・大学院特任教授。世界25カ国のべ120都市以上で講演・ファッションショープロデュース等の文化外交を実施中。アニメや原宿ファッションを用いた文化外交のパイオニア的存在。世界各国の日本イベントにゲストとして招かれることも多い。『日本が好きすぎる中国人女子』『世界カワイイ革命』『アニメ文化外交』ほか著書多数。新聞、雑誌、Webマガジン等での各種連載、ラジオパーソナリティも。 ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/

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