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第11回 ニューヨークライブが大成功後の、モーニング娘。’14全員へのインタビュー。 ~私たちがニューヨークで変わったこと、これからの課題(1/3)
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10月5日、ニューヨーク・ブロードウェイのBest Buy Theaterで、2010年7月のパリ公演以来となるモーニング娘。‘14の単独有料ライブが行われた(チケット代は42ドル)。会場は、アメリカはもちろん、カナダや、中南米、ヨーロッパまで、この日のために集まった約2000名のファンで埋め尽くされた。
ライブの構成は、現在のメンバーになってからのものが中心の選曲。いわば、モーニング娘。‘14としてのベスト盤のような、2時間弱のライブだった。道重さゆみがリーダーになって最初のシングルOne・Two・Threeから始まったライブは、最初から最後まで会場のテンションも上がりっぱなしの状態。あまりの楽しさにあっという間に時間が過ぎ、私自身も30分ぐらいにしか感じられないほどにテンションが上がった。
公演翌日、改めてメンバー全員にインタビューした。2010年の出会い以来、モーニング娘。のメンバーにはさまざまな場面でたくさんインタビューしてきたが、全員そろってのインタビューというのは私自身初めてのことだった。
ライブの構成は、現在のメンバーになってからのものが中心の選曲。いわば、モーニング娘。‘14としてのベスト盤のような、2時間弱のライブだった。道重さゆみがリーダーになって最初のシングルOne・Two・Threeから始まったライブは、最初から最後まで会場のテンションも上がりっぱなしの状態。あまりの楽しさにあっという間に時間が過ぎ、私自身も30分ぐらいにしか感じられないほどにテンションが上がった。
公演翌日、改めてメンバー全員にインタビューした。2010年の出会い以来、モーニング娘。のメンバーにはさまざまな場面でたくさんインタビューしてきたが、全員そろってのインタビューというのは私自身初めてのことだった。
![IMG_7300[1].jpg](/files/2014/10/f544086af644e9.jpg)
道重さゆみ以外は、海外でのライブは初めて。2012年、世界握手会のイベントステージで、譜久村聖、飯窪春菜、石田亜佑美は数曲披露したが、それ以外のメンバーは海外のファンを前に歌うこと自体が初めてとなる。
ニューヨークでのさまざまな体験とライブをへて、それぞれの意識にどんな変化が起こるか。それは私がニューヨークでいちばん彼女たちに聞きたいことだった。

▲モーニング娘。’14
小田さくら 学校の勉強でも、英語がとても苦手でした。でも、今回英語がちょっと楽しいかもと思えたんです。渡航前、ライブで話す英文を丸暗記しているうちに、だんだんtoの入れ方とかがわかってきて、「あそういうことか!」と、英文がだんだん理解できるようになってきて。こちらに来てからは、インタビューで英語をたくさん聞く環境にいるうちに、だんだん耳が聞き取れるようになってきました。発音のコツみたいなものもわかってきたので、歌でもこれからは英語のフレーズの発音に気をつけようと思いました。
工藤遥 私は「ONE PIECE」が大好きなんですが、ライブ後の握手会で「僕も『ONE PIECE』が好きです。くどぅ(工藤)はサンジが好きなんでしょ」と英語まじりの日本語で言ってくださるファンの方がいらして嬉しかったです。マンガの話をしてくださるファンの方も多かったです。ホテルでテレビをつければ、アニメ『進撃の巨人』の英語版がふつうに放送されていて、すごいなと思いました。アニメやマンガが世界に羽ばたいているのは知っていても、自分の目でその現場を見ることはこれまでなかったのですが、日本のアニメやマンガは世界文化なんだなということが実感できました。アニメやマンガの話だけで海外のみなさんとコミュニケーションできるというのはすごいと思いましたし、改めて日本の偉大さを知るニューヨーク公演だったなと思います。
ニューヨークでのさまざまな体験とライブをへて、それぞれの意識にどんな変化が起こるか。それは私がニューヨークでいちばん彼女たちに聞きたいことだった。

小田さくら 学校の勉強でも、英語がとても苦手でした。でも、今回英語がちょっと楽しいかもと思えたんです。渡航前、ライブで話す英文を丸暗記しているうちに、だんだんtoの入れ方とかがわかってきて、「あそういうことか!」と、英文がだんだん理解できるようになってきて。こちらに来てからは、インタビューで英語をたくさん聞く環境にいるうちに、だんだん耳が聞き取れるようになってきました。発音のコツみたいなものもわかってきたので、歌でもこれからは英語のフレーズの発音に気をつけようと思いました。
工藤遥 私は「ONE PIECE」が大好きなんですが、ライブ後の握手会で「僕も『ONE PIECE』が好きです。くどぅ(工藤)はサンジが好きなんでしょ」と英語まじりの日本語で言ってくださるファンの方がいらして嬉しかったです。マンガの話をしてくださるファンの方も多かったです。ホテルでテレビをつければ、アニメ『進撃の巨人』の英語版がふつうに放送されていて、すごいなと思いました。アニメやマンガが世界に羽ばたいているのは知っていても、自分の目でその現場を見ることはこれまでなかったのですが、日本のアニメやマンガは世界文化なんだなということが実感できました。アニメやマンガの話だけで海外のみなさんとコミュニケーションできるというのはすごいと思いましたし、改めて日本の偉大さを知るニューヨーク公演だったなと思います。
世界中から集まったファンたち



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