マタギキ volume 06 安藤 竜二氏(6/12)
5.老舗サイダーの劇的復活

モノが売れる部分だけを見ると「販売」に偏ってしまい本来の目的から離れてしまうので、それだけでは評価したくないのですが、経済効果として測ることは大事です。
サムライ日本プロジェクトの商品の中に酒屋さんが販売している「オリジナルサイダー」があります。月100本程度しか売れてなかった物なのですが、100倍の10,000本売れるようになりました。40年前から販売しているものですが、いわゆる大手メーカーのリース瓶を利用して、お酒の配達のついでに販売するような商品でした。昔は沢山売れていたそうです。時代の変遷とともに販売数も落ちて行きました。この時代に80円で販売していましたから、今ではサイダーだけを配達すると赤字になってしまう問題の商品になっていました。
折角、歴史のある商品ですし、なによりコンサバティブなダサイ感じに惚れ込んでしまい、この商品をサムロックブランドでリブランディングすれば面白くなるなと考えました。大事なことは、もともと地域でしか売ることがで出来なかったものが、外(日本全国)で販売できるようになった、マーケットが変化したんです。
商品ブランドが出来上がれば、人の力を借りてPRすることが出来るようになります。ブランドという価値を創造すれば利用しようという人が沢山出てきます。サイダーの事例でいけば「サントリー角瓶」の地元岡崎のプロモーションとコラボして「ラムロックハイボール」キャンペーンを行ったり、全国誌の「日本地サイダー読本」やオズマガジンに取材・掲載されましたね。