マタギキ熊本 村井 眞一氏(4/11)
3.志望動機は女性が多い職場

婦人アパレル会社「鈴屋」に入社した理由は女性が多いからでした(笑)。ちなみに当時の男女比率は2:8です。当時のチェーン店として、洋服屋さんとしても日本で1番大きな会社でした。今でいう「ユニクロ」や「オンワード」に就職するような感じですね。5年間在籍していたのですが、1年目は販売員、2年目からはバイヤーをやっていました。商品仕入れ及びそのお店の責任者です。普通はバイヤーになると現場には出ませんが、僕は進んで接客もやっていました。
社会人として大きな転機を迎えたきっかけに、2人の男との出会いがあります。1人は当時大阪支社にいた「増田宗昭氏」(現カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社社長)。僕も人のことは言えませんがめちゃくちゃな人でした。遅刻の常習犯で、廊下にバケツを持たされて立たされてました(笑)。ただ、企画好きで、本社のショールームや店舗開発などに関わっていました。建物をいじくるのが好きな人ですね。本社から大阪に転勤されて来ていたのですが、よく本社での武勇伝を語ってましたね(笑)。もう一人は、京都支店にいた「伊藤康史氏(現コムアライアンス株式会社社長)」です。増田さんが京都支店の店長として異動の際に呼ばれて私も行きました。そのときからの縁ですね。同い年ということもありよくいじめてました。彼はいい意味で「いじめられっ子キャラ」なんです。