マタギキ 中村貞裕 氏(10/18)
9.スーパージェネラリストへの覚醒

しかし、面白いことに僕が憧れるような人たちとよく居ることが多くなると、周りの友達から「今日デートするんだけど、どこか良い店知らない?」「今、中村君たちの間では何が流行ってるの?」といった相談をされることや、聞かれる機会が多くなってきました。広く浅く知っている僕のような存在は、周りの人から見ると重宝されることに気づいたんです。自分で言うのも何ですが、僕のジェネラリストっぷりが“ハンパなかったんだ”と思います(笑)。軽く飛びつくのではなく、趣味的な感じで、すごい勢いで飛びついてましたから、自分が“スーパージェネラリスト”じゃないのかなっと気づき始めてたんです。
そこで、1つの考えが生まれたんです。僕は1の知識を100個知っているのに対し、スペシャリストたちは100の知識を1個持っています。これは、100という完成形で見れば同じなのです。だから“コンプレックスを持つ必要はないのだ”と考えました。僕の存在は1×100ですが、さらに100人の人と組めば1,000にもなるわけです。100×1が僕にできないように、スペシャリストの人々も1×100ができないわけです。僕の強みはスーパージェネラリストであること。
そこで、1つの考えが生まれたんです。僕は1の知識を100個知っているのに対し、スペシャリストたちは100の知識を1個持っています。これは、100という完成形で見れば同じなのです。だから“コンプレックスを持つ必要はないのだ”と考えました。僕の存在は1×100ですが、さらに100人の人と組めば1,000にもなるわけです。100×1が僕にできないように、スペシャリストの人々も1×100ができないわけです。僕の強みはスーパージェネラリストであること。
色々な人がいるわけですから、それぞれの個性があっていいと、20代の頃に考えることができるようになりました。コンプレックスがなくなり一皮向けた“吹っ切れた=ブレイクスルー”した瞬間でした。僕の最大の武器は“ミーハー”なんです!