マタギキ 中村貞裕 氏(8/18)
7.プロデュース業=付加価値を作り出す仕事-4

僕たちの会社のコンセプトは“空間創造総合企業”です。簡単に言うと“空間の何でも屋”です。建物のプロデュースもしますし、サービスオペレーションやイベントも行います。音楽、ファッション、アート、デザイン、建築、飲食などをコンテンツに、遊び場を創っています。ワクワク楽しい空間で、皆さんの生活に満足を提供することを実践しています。
カフェやホテルなど色々な遊び場を提供する中で、最近ではデジタルコンテンツが欠かせなくなってきました。イベントをやる時も3Dマッピングで演出したり、デジタルコンテンツで演出をするデザインサイネージなどを多用するようになったので、内製化するためにトランジットデジタルワークスを立ち上げました。
そこで、“デジタル試着室”というコンテンツを開発しました。お店で扱う全ての洋服の画像データをサイネージのシステムに入れ込み、お客様が前に立つだけで試着ができるものです。細かい事部分にもこだわり、洋服の揺れや、360度どの角度からでも着用している姿が見れるようにしました。このシステムはビジネスにおいても大変高い評価をいただき、今あるデジタル試着のシステムの中で「世界一すごい」とお墨付きをいただきました。
最近取り組んだ仕事は、横浜のドックヤードガーデンで行ったプロジェクションマッピングです。ここは昔の造船所跡地をイベントスペース化した場所で、7月に壁面を使った空間演出“180度体感型プロジェクションマッピング”がスタートしました。このプロジェクトでは、プログラミングをサポートしました。