マタギキ 中村貞裕 氏(13/18)
12.ブームとは

トランジットジェネラルオフィスには、ブームの定義があります。それは“一番初めでなくて良い”ということです。なぜなら、3番目ぐらいまでブームを作った人が仕掛け人と呼ばれるからです。
例えば、10年経って僕たちは、よくカフェブームを作った人と言われます。しかし、僕の中では駒沢公園のバリーキッチンをお手本に作ったわけですから、ブームの立役者はバリーキッチンなんです。あくまで僕たちは3番目ぐらいだと思います。「ブームを作った」ということは、僕自身が言うのではなく周りが決めること。こういった実体験から、2~3番目ぐらいまでなら、飛びつくのはOKなのです。あと、海外から持ってくることです。その場所において、初めてのモノは外から持ってきてもOKです。僕たちはシドニーからパンケーキを持ってきました。
0から1を作る必要は全くなく、1~5や1~10にする作業に一生懸命取り組んでいます。0から1を作り出そうとすると、立ち止まって考え中むことが多くなります。この場合、何も生み出さないことがほとんどです。
例えば、10年経って僕たちは、よくカフェブームを作った人と言われます。しかし、僕の中では駒沢公園のバリーキッチンをお手本に作ったわけですから、ブームの立役者はバリーキッチンなんです。あくまで僕たちは3番目ぐらいだと思います。「ブームを作った」ということは、僕自身が言うのではなく周りが決めること。こういった実体験から、2~3番目ぐらいまでなら、飛びつくのはOKなのです。あと、海外から持ってくることです。その場所において、初めてのモノは外から持ってきてもOKです。僕たちはシドニーからパンケーキを持ってきました。
0から1を作る必要は全くなく、1~5や1~10にする作業に一生懸命取り組んでいます。0から1を作り出そうとすると、立ち止まって考え中むことが多くなります。この場合、何も生み出さないことがほとんどです。
考え方のベクトルを少しだけ変えて、肩の力を抜き、立ち止まることなく1を探し続けることで生み出せるものも沢山あります。なぜなら、世の中これだけ文化が発達している中で、0から1のものは出尽くしているのではないでしょうか? 特にビジネスのスタイルやトレンドおいては尚更です。自分が知らないだけで、だいたいのものは世の中に存在するんじゃないかと思います。僕たちは発明家ではありません。世の中にあるもから“次にくるもの”を探す。肩の力を抜いて取り組んでいるので、僕らの会社は皆が生き生きと働いていますよ。