マタギキ おちまさと氏 VS 本田直之氏(8/13)
7.自分を変えるために実践してみること

本田:半分の生活費で暮らしてみる。これからの時代は、簡単には給料は上がりません。むしろ下がって行く方向だと思います。昔は、ほっといていても上がってましたから60歳まで働いて、退職金もらってハッピーリタイアというライフプランが当たり前でした。今はそんな時代じゃありません。何をしなくてはいけないのか、それはお金を上手に使うトレーニングが必要になります。給料を上げる努力ももちろん必要ですが、可処分所得を上げる努力が重要になってきます。給料が上がる毎に生活水準を上げて行くと、下がった時に戻れなくなってしまいますから。僕はアメリカ留学の時に、一日2ドルで暮らしていましたから、とてもトレーニングになりました。今、何かあってもやっていける、怖くない、リスクが取れる自信があります。
おち:12時のランチタイムを止める。色々な大企業に行くと、ほとんどが12時になるとエレベーターから大勢の人が流れ出てきます。正直、僕には意味がわかりません。僕は、ご飯はお腹が空いた時に食べるものだと思います。12時なったから食べるものではないと思います。
おち:12時のランチタイムを止める。色々な大企業に行くと、ほとんどが12時になるとエレベーターから大勢の人が流れ出てきます。正直、僕には意味がわかりません。僕は、ご飯はお腹が空いた時に食べるものだと思います。12時なったから食べるものではないと思います。
この習慣(常識)から変えていくことが、初めの一歩じゃないですか? 12時にお昼を食べて、13時に職場に戻るこの規則正しいリズムは「管理する」という視点で見れば企業側に都合がよくできています。この「企業の都合という型にはめられている」ということに気付かなくては駄目です。仕事は“ディズニーのアトラクションだと思え!” 僕の仕事のスタイルはまさにコングロマリットです。色々な企業で様々なプロジェクトに参加しています。ディズニーランドのアトラクションは楽しいですよね。僕は、その感覚で仕事に取り組んでいます。仕事をアトラクションだと思うと楽しくなってくるんですよ。一日に6~7個ぐらいの打合せを行うのですが、これがほとんどジャンルが違うことなんです。大変だなと思うとそうなってしまうので、アトラクション的にとらえることで楽しんでます。
本田:モチベーションを他人に頼らない! モチベーションは人に上げてもらうもではないと思います。誰かの励ましでしか頑張れない人は一生そのまま誰かに頼らなければなりません。薬と同じようなモノです。モチベーションはいわばガソリンですから、他人に依存してしまうと燃費が悪くなる上に、誰かに注いでもらわないと動かなくなってしまいます。人からモチベーションを上げてもらわないと仕事ができない子は、20代の時はいいのですが、30代、40代になった時に自分で動けない人になってしまいます。誰かの為にやっていると思うのではなく、自分の為にやっていると思うことです。そうすれば誰かに上げてもらわなくても自分で進むことができますから。
おち:日本の褒章はご年配の方(70、80代)に贈られることがほとんどですが、フランスの芸術勲章は若い職人に贈られます。根本的に何が違うか。若いうちに評価されることで職人の未来(収入)が変わります。より大きなことに取り組めるようになりますし、大きなことに取り組むことで自信のスキルも上がっていきます。先にありました、日本の褒章は「一つのことをずっとやったこと」を評価しますが、コングロマリット化は色々なことに取り組むという意味では真逆です。しかし、その根幹=やりたいことは一つなんです。よく誤解されがちなのですが、「手広くやってますね」というようにネガティブなイメージでとらえられますが、本質は一つなんです。
本田:モチベーションを他人に頼らない! モチベーションは人に上げてもらうもではないと思います。誰かの励ましでしか頑張れない人は一生そのまま誰かに頼らなければなりません。薬と同じようなモノです。モチベーションはいわばガソリンですから、他人に依存してしまうと燃費が悪くなる上に、誰かに注いでもらわないと動かなくなってしまいます。人からモチベーションを上げてもらわないと仕事ができない子は、20代の時はいいのですが、30代、40代になった時に自分で動けない人になってしまいます。誰かの為にやっていると思うのではなく、自分の為にやっていると思うことです。そうすれば誰かに上げてもらわなくても自分で進むことができますから。
おち:日本の褒章はご年配の方(70、80代)に贈られることがほとんどですが、フランスの芸術勲章は若い職人に贈られます。根本的に何が違うか。若いうちに評価されることで職人の未来(収入)が変わります。より大きなことに取り組めるようになりますし、大きなことに取り組むことで自信のスキルも上がっていきます。先にありました、日本の褒章は「一つのことをずっとやったこと」を評価しますが、コングロマリット化は色々なことに取り組むという意味では真逆です。しかし、その根幹=やりたいことは一つなんです。よく誤解されがちなのですが、「手広くやってますね」というようにネガティブなイメージでとらえられますが、本質は一つなんです。