マタギキ おちまさと氏 VS 本田直之氏(9/13)
8.常識とは

本田:僕は昔から「校則、社則」、スーツを着て仕事をするといった決まりごとが苦手でした。法的に違反しているわけではないのに、なぜ規則が必要なのかと考え見ると「管理しやすいから」という考えにたどり着きました。多くの常識は「誰かの都合が良いように作られている」ということです。それに従って生きていても報われる時代ではありません。だからそれを守る意味はないと思っています。実力もないのに自由に振舞うことは単なるわがままですから、それを変える(実践する)ために、結果を残す努力に励めばいいのではないでしょうか? 自分で変えていくために力を付けていけばいいんです。
おち:僕はテレビの仕事をする時に考えていることは、90年代はロケバラエティーが全盛期で、テレビの映像は常に動いている方が数字が上がっていましたから、この撮り方が常識になっていました。僕は天の邪鬼な性格ですから、敢えて固定カメラの番組を作ってみました。周りのスタッフには止められましたが、誰もやったことがないからこそやる意味があるわけですから、やりきりました。視聴者から見れば、今まで見たこともない映像だったので、高い視聴率を獲ることができました。今では固定カメラの番組もいたる場面で見ることができます。つまり、常識なんて1秒で変わっちゃうんです。流行とか人気という言葉にも似ていると思います。今日は人気のものが一週間後にはそうでないかもしれない、とても曖昧でいい加減なものだと思います。そんなものに縛られる必要はないです。