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マタギギ 大﨑洋 氏(2/13)

1.吉本興業は街の小さな寄席小屋から始まった

 吉本興業はたくさんの芸人が在籍していることで有名ですが、半分ぐらいが犯罪予備軍です。もちろんネタですけどね(笑)。
社長をやっていると、よく「あれだけの芸人をどう束ねているのか」と聞かれます。僕は何と言ってもサラリーマンですから、けっこう気楽であったりする部分もあります。彼らは所属するタレントですが、同時に個人事業主です。「自分のしゃべりで食っていく」と強い信念のもと腹を括っている連中ですから、それぞれが自立しています。だから、サラリーマンである僕ら(社員)と比べるとボルテージが高いです。正直、彼らの方がしっかりしているので、管理している感覚ではないですね。
 吉本興業は、吉本吉兵衛・せい夫婦が大阪市北区天神橋にあった「第二文芸館」を買収し、寄席経営を始めたことが始まりです。創業は1912年、おかげさまで昨年で100周年を迎えました。僕が創業から数えて10代目の社長になります。歴史のある会社ですから、僕が社長の代に潰れたらどうしようと毎日ドキドキしています(笑)。
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 うちのタレントたちは、沢山テレビやラジオといった色々なメディアでお世話になっていますが、学ばせてもらうことがあります。落語家の「初代 桂春団治」という芸人がいました。当時は地域毎に寄席がありました。寄席はそれぞれの町内会で運営しており、地域コミュニティの核として機能していました。彼はすごく人気で、いくつもの小屋をかけもちしていました。彼は真っ赤な人力車に乗って派手な出で立ちで移動するわけです。芸人ですからそういった普段の立ち居振る舞いから演出をするのです。ある日、NHKラジオから出演依頼がありました。彼は二つ返事で了解をします。会社からすると、木戸銭(入場料)を払って噺を聞いてもらうことで収益を上げているわけですから、ラジオでタダで聞かせたら、お客さんに来てもらえなくなる。たまったもんじゃありません。当時の社長以下、社員全員がNHKの入り口の前でバリケードを組んで出演阻止を試みるわけです。でも桂春団治さんは裏をかいて京都の放送局からラジオは放送されました。するとラジオを聞いた方々が、次の日からこぞって劇場に押しかけてきました。連日の満員御礼です。そこで、メディアの力を知ることとなりました。
 私たちはメディアと共存・共栄することが隆盛につながると学び、恐れずにチャレンジする精神を忘れずに、現在も取り組んでいます。

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