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[愛魂 vol.42] Julie Watai(ジュリ ワタイ) ~世界に認められた、稀代の「ガチヲタ」クリエイター~(1/3)

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Julie

今やメイド・イン・ジャパンのコンテンツとして、世界中から注目を浴びる「OTAKU(ヲタク)」カルチャーを、写真や音楽、そして時には自らアイドルとなって、独自の世界観で表現し続けるJulie Watai(ジュリ ワタイ)。
2005年に発売した写真集「SAMURAI GIRL」は、当時の日本のヲタクを具現化した作品として、全世界で120万部を売上げ、一躍フォトグラファーとして注目を浴びる。さらに、チップチューンアーティストやアイドルとして活動こなすなど、その才能は多岐にわたる。秋葉原の「OTAKU」カルチャーが、日本を牽引するジャパニーズカルチャーとなった今、彼女の才能はさらに加速している。
自らヲタクでありながら、どこか俯瞰して時代を見つめる彼女の眼には、いったい何が見えているのだろうか。今年32歳となった、稀代の"ガチヲタ"クリエイター「Julie Watai(Julie Watai)」の素顔に迫った。

「SAMURAI GIRL」を出版したことで、今の自分のスタイルが誕生した。

asianbeat(以下ab):様々なスタイルで活躍されていますが、主にどのよう活動をしているんですか?

Julie Watai(以下Julie):最近は写真がほとんどで、あとは音楽の方も活動的にやっています。
ab:アイドル「天野あい」としての活動は?

Julie:天野あいというアイドルは、架空のアイドルとして自分で作ったんです。私の活動は、文化創作をテーマとして活動していて、秋葉原や渋谷のポップカルチャーにあるような、アニメだったり、アイドルだったり、ゲームだったり、音楽だったりというコンテンツを掛け合わせたものをマッシュアップして、自分の作品を作っています。先ほど言ったように、天野あいは、架空のアイドルではあるんですけど、雑誌のグラビアをさせてもらったり、DVDも5本出していたり、秋葉原のアイドルの聖地と呼ばれる「石丸電気」でイベントをやったり……。そういった現実的な活動もしているんですけど、それは、掛け合わせる文化のコンテンツの中のアイドルを使って、自分なりに作ったアイドル像が「天野あい」なので、アーティスト「Julie Watai」が作る作品としてのアイドルと理解してもらえたらと思います(笑)
julie
ab:今のスタイルで活動をするようになったキッカケって何ですか?

Julie:10代の頃、いわゆる普通のアイドルをやっていたんです。大手事務所に所属して、王道な売り方での活動もしていたんです。ただ私は、昔からヲタク気質で、事務所は、絵を描いたり、ヲタク的なことに関して、「キャラを出すことをやめてくれて」と、そういう風潮だったんです。なので、もうちょっと自分を生かしたことがやりたいなと考えていて、当時の事務所をやめて、アートの勉強をするためにイタリアに渡ったんです。そこで自分で作品集を出版したんですけど、その中で、自分なりに作品を作るってどうなのかって考えた時に、素材として自分を使って作品を創るという、今のカタチに落ち着きました。

ab:2005年に「SUMURAI GIRL」という写真集がイタリアで出版されているのは、この時にイタリアに行ったことがきっかけなんですか?

Julie:そうですね。ただ、単身イタリアに行ったというわけではなく、やはりキッカケがありました。日本にいる時、自分が撮った写真をいろんな人に見せていたんですけど、なぜか、イタリアの出版社の方が気に入ったみたいで、「これは僕が日本で見た日本像がそのまま写真になっている」っておっしゃってくれて。当時、ヲタクアートみたいな活動しているのって村上隆さんくらいだったんで、前例もあんまりなくて……。それが、写真の活動をするキッカケになって、イタリアに渡って制作を始めました。今から5年程前ですかね。
当時は、ヲタク文化を具現化したものってほとんどない状況で、ホントに新しい試みだったと思いますね。それが、世界中に流通して、おかげさまでたくさんの外国の方にも知ってもらうキッカケになりました。

注目は、秋葉原と渋谷のカルチャーを融合した”秋渋系”

ab:今の活動の拠点は?

Julie:秋葉原よりも渋谷の方が多いかもしれませんね。今は、秋葉原カルチャーと呼ばれていたものが、渋谷との境目がほとんどなくなっている気がします。周りの風潮としても、今の10代の子たちって、深夜アニメを見るのも当たり前になっていて、それで、ヲタクだねって言われることもなくなっているんで。
Julie
ab:秋葉原や渋谷ってどんな街ですか?

Julie:散々言われてきた言葉ではあるんですけど、秋葉原という街は「ヲタクの部屋」なんですよ。ヲタクの部屋って、ポスターや抱き枕……とにかく二次元のものがたくさんあるイメージだと思うんですね。実際、秋葉原に行ってみると、ビルに女の子の大きなポスターが貼ってあったり、街中にメイドさんがいたり、ホントに「萌え」の街なんです。ヲタクの頭の中というか、ヲタクの部屋がそのまま街になったのが秋葉原なんです。そして、とにかくメイド・イン・ジャパンにこだわる街ですね。それに比べて、渋谷はどちらかというと、海外を見ていますね。ファッションとかも、パリコレから発信されるモノに影響された街って感じですし。ただ、最近は、渋谷と秋葉原はすごく近いって言われてきているんです。街の特性も全く違うのに、それが今融合しようとしていているんです。全く別々のものを見ている街同士が融合するってことは、両方受け入れられるタイプの新人類が増えているってことだと思うんです。だから、秋渋系って呼ばれている子たちが、どういう場所にどんな街を作り出すのか、ホントに期待しています。
ab:原宿はまた違うんですか?

Julie:そうですね。原宿のストリートカルチャーはほとんど消滅しているんじゃないでしょうか。昔あった小さいお店は潰れて、大型店ばかりになっていて。一部のゴスロリの子とかを除いて、死滅していると思います。代わりにニコニコ動画ができたり、動画・インターネットにストリートって移っているじゃないですか。
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