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櫻井孝昌(Takamasa Sakurai) のJAPAN! JAPAN! JAPAN!

第21回 ドーハの再会。アイドルもロリータファッションも中東にちゃんと届いている!

なぜここに自分は立っているのだろう?文化外交の合間、たとえば夕飯を食べに行った帰りに街角でふと思うことがある。この場所に導いてくれた人生の道のことを考えると、いろいろな人たちの顔が浮かんでくる。私の文化外交は、数えきれない出会いの上に積み重なれられた、みなで作り上げてきた道の上にある。
カタールの地を初めて踏んだのは、2012年3月だった。きっかけは2009年冬、カワイイ大使を3人のモデルに委嘱した外務省広報文化交流部長(当時)の門司健次郎さんが、駐カタール日本大使に任じられたことだった。
一時帰国した門司さんからカタールの話をたくさん聞かせてもらった。ドーハがいかにユニークな都市であるか、そして中東諸国のなかで歴史の比較的新しい国であるカタールが、国民の士気を高めるために文化をいかに重視しているかといったことだった。
一度、自分の目でカタールという国を観てみよう。それが、3月のカタール行きだった。
国際都市ドーハの夜景
▲国際都市ドーハの夜景
文化外交活動で訪問した街では、多くの場合、私の講演なり大学での授業を行なうことがほとんどだ。日本の魅力を知ってもらうこと、日本を大好きでいてくれる若者たちに世界の状況を伝え、同じようにアニメやファッションに夢中になっている若者がたくさんいることを伝えることなど目的はさまざまだが、私自身にとってもそこには大切な出会いが待っていることが多い。
門司大使公邸で実施した、このときの講演会でも、私とカタールをつないでくれることになる若者たちとの貴重な出会いがあった。
第56回 「『風の谷のナウシカ』がすべての始まりでした」日本を愛するカタール若者との出会い
 
「『カワイイ・カタール』というコミュニティをfacebookに作ります!」
そんなふうに宣言してくれた女子は、実際にそれを作り、メールやFacebookでいつも日本への想いを伝えてくれていたが、先だってとうとう日本に旅行にやってきた。秋葉原で彼女と彼女のお母さんといっしょにお茶をしたときに、嬉しそうに日本での日々を語る彼女の姿を見ながら、3月まで遠い存在だったカタールをこんなにも身近に感じるようにさせてくれた縁に感謝したものだった。
1.jpg▲日本ファッションファンのドーハ在住の女子たち。右端の女子がBABYをネットで購入
そして、6カ月ぶりのカタール。今回の目的は、毎年12月に開催されるドーハ国際図書展のゲストに、本2012年にカタールとの国交樹立40周年を迎えた日本が選ばれ、その日本ブースでの各種イベントを私がプロデュースするための打ち合わせだったのだが、やはり講演会を通しての現地の人たちとの再会や新しい出会いは欠かせない。
館の皆さまが尽力くださり、ルーブル美術館のガラスのピラミッドで有名な建築家I.M.Pei が設計したイスラム芸術美術館内の教室での講演が実現した。国際都市カタール。カタール人だけでなく、ドーハ在住の海外の若者や、駐在中の日本企業のみなさんも参加してくれた。
イスラム芸術美術館
▲講演会場のイスラム芸術美術館。
世界の若者のコスプレ写真に瞬時にタイトルを叫ぶ光景も世界でおなじみ。それにビックリする日本人という光景もだ。いつも嬉しくなるのは、タイトルを叫び、私の会場への問いかけに嬉しそうに答え、笑ってくれる若者の笑顔を見るときだ。日本のアニメやアイドル、ファッションの話題のなかに自分がいまいることが嬉しくてしかたがないことが手に取るようにわかる。
何千人、何万人をも前にしたイベントも大事なのだが、世界中でそれができるわけではない。ものごとにはつねに順番というものがあるのだ。
この小さな一歩で勇気づけられた若者たちが、5年後、10年後、パリのジャパンエキスポのようなイベントを作り上げていってくれれば。それは私の文化外交活動の願いでもある。一人の人間ができることなどたかがしれているのだから。
2.jpg▲カワイイを愛する女子たちがハートで。サウジアラビアから講演会を聞きにきてくれた女子高生(右端)に感動。左端が日本を訪ねた山Pファンの女子大生。
秋葉原でお茶をしたカタール人女子大生も授業終了後駆けつけてくれた。早速公開インタビュー。
「日本で楽しかったことは?」
「山P(山下智久)のライブとメイド喫茶!」
秋葉原でお茶をした後、彼女とお母さんがメイド喫茶「めいどりーみん」に入っていったときの嬉しそうな顔は忘れらないが、実際とにかく楽しかったそうだ。日本のメイドは最高にカワイイと彼女は語ってくれた。講演終了後話していると、本連載でも紹介してきたハロー!プロジェクトのアイドルグループ℃-uteの秋のライブを観るために、彼女のお姉さんが日本に行くというではないか。
講演では、12月の図書展日本ブースで開催予定のファッションショーに、カワイイ大使をつとめた青木美沙子も参加することを発表した。3月の講演のときもロリータファッションで来てくれたオーストラリア人の女子は、青木美沙子の大ファン。彼女が泣きそうになっている光景も感動的だった。
彼女が講演会のときに着ていた服は、ロリータファッションの人気ブランドBABY, THE STARS SHINE BRIGHT。BABYのネットから直接eコマースで購入したのだという。
これから12月に向けて、日本ブースでのイベント企画のプロデュース作業は佳境に入っていく。でも、関係者はカタールに日本を愛してやまない若者たちという強い味方がいることをみな強く感じている。
彼らの力も借りながら、どんなふうに日本を発信していくか。詳細は本連載でも改めて報告しよう。
4.jpg
▲門司大使も交えて、記念撮影。
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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール 

櫻井孝昌.jpg作家、ジャーナリスト、事業企画・イベントプロデュース等の仕事とならび、世界24カ国延べ103都市で講演やイベント企画、ファッションショーといった「ポップカルチャー文化外交」活動を実施中。外務省委嘱のカワイイ大使プロデューサー、アニメ文化外交に関する有識者会議委員等も歴任。著書(発売順)に『アニメ文化外交』(ちくま新書)『世界カワイイ革命』(PHP新書)『日本はアニメで再興する』(アスキー新書)『ガラパゴス化のススメ』(講談社)『「捨てる」で仕事はうまくいく』(ダイヤモンド社)がある。
ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
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