- ホーム
- JAPAN! JAPAN! JAPAN!
- 第22回 香港の大学コスプレイベントでいま一番人気の日本アニ...
第22回 香港の大学コスプレイベントでいま一番人気の日本アニメは?
2012年10月頭、中国のゴールデンウイークに当たる時期の1日、前年4月の香港訪問時に知り合った、香港の日本ファン女子たちが街を案内してくれることになった。
その日のスケジュールを彼女たちに委ねたのだが、その中に香港の同人&コスプレイベントに参加しましょうというのがあった。
地下鉄で会場となる香港城市大学の最寄り駅に到着すると、隣接するショッピングセンター内を歩く初音ミクに早速出会った。期待が高まらざるを得ない。
香港では、このように大学内で開催される同人誌即売会やコスプレイベントが珍しくない。参加しているのも大学生とはかぎらず、最近は低年齢化も顕著で、小学生のコスプレイヤーも珍しくないそうだ。実際、私も明らかに妹が小学生という感じの姉妹と思われるコスプレイヤーと会場で出会った。キャンパスはそのすべてがコスプレ撮影会場と化している。なかなか雰囲気のあるキャンパスなので、撮影場所としても最適だ。そして、コスプレイヤー目当てのカメラマンも大勢つめかけている。
その日のスケジュールを彼女たちに委ねたのだが、その中に香港の同人&コスプレイベントに参加しましょうというのがあった。
地下鉄で会場となる香港城市大学の最寄り駅に到着すると、隣接するショッピングセンター内を歩く初音ミクに早速出会った。期待が高まらざるを得ない。
香港では、このように大学内で開催される同人誌即売会やコスプレイベントが珍しくない。参加しているのも大学生とはかぎらず、最近は低年齢化も顕著で、小学生のコスプレイヤーも珍しくないそうだ。実際、私も明らかに妹が小学生という感じの姉妹と思われるコスプレイヤーと会場で出会った。キャンパスはそのすべてがコスプレ撮影会場と化している。なかなか雰囲気のあるキャンパスなので、撮影場所としても最適だ。そして、コスプレイヤー目当てのカメラマンも大勢つめかけている。

ぱっと見にはここが大学のキャンパスとはわからないだろう。実際、遅れて合流した日本から来た仲間たちは、ここが大学のキャンパスと言われるまで気づかないほどだった。
現在、香港のコスプレイヤーに圧倒的人気だったのは「黒子のバスケ」。いたるところにグループでのコスプレイヤーがいた。翌日に、香港での初ライブが実施された初音ミク関連のコスプレイヤーもたくさんいた。
現在、香港のコスプレイヤーに圧倒的人気だったのは「黒子のバスケ」。いたるところにグループでのコスプレイヤーがいた。翌日に、香港での初ライブが実施された初音ミク関連のコスプレイヤーもたくさんいた。
同人会場の雰囲気は世界みないっしょ


大学のキャンパスがコスプレ会場






それにしても、大学のなかはまさに「日本」一色である。そこにいる日本人は私と遅れてきた同行者の二人だけ。日本人のまったく知らないところで盛り上がっている日本イベントに、もっと日本人は注目すべきと改めて思った香港だった。
では、こうしたイベントの存在を知るにはどうすればよいのか。とにかく海外に友達を作ることにかぎる。香港の彼女たちとも、もともとはTwitterを通した人間関係のなかで出会った。
世界には日本に関心を持っている人たちがたくさんいる。私のTwitterやFacebookにもたくさんいる。彼らは日本人と友達になりたいと思っているだろう。
そんな彼らの心にいかに寄り沿うことができるか。いま日本人に問われていることのひとつだと思う。
日本は世界のなかでも、きわめて特殊なポジションに存在している。国と国の関係は利害関係だけではないと私は信じている。日本人がもっと世界の人たち一人一人に目線を向けるようになったとき、新しい国際関係が生まれるのではないだろうかと私はいつも思っている。私の文化外交活動の精神は、まさにそれそのものなのだ。
では、こうしたイベントの存在を知るにはどうすればよいのか。とにかく海外に友達を作ることにかぎる。香港の彼女たちとも、もともとはTwitterを通した人間関係のなかで出会った。
世界には日本に関心を持っている人たちがたくさんいる。私のTwitterやFacebookにもたくさんいる。彼らは日本人と友達になりたいと思っているだろう。
そんな彼らの心にいかに寄り沿うことができるか。いま日本人に問われていることのひとつだと思う。
日本は世界のなかでも、きわめて特殊なポジションに存在している。国と国の関係は利害関係だけではないと私は信じている。日本人がもっと世界の人たち一人一人に目線を向けるようになったとき、新しい国際関係が生まれるのではないだろうかと私はいつも思っている。私の文化外交活動の精神は、まさにそれそのものなのだ。
J Pop Culture 見聞録←バックナンバー一覧はこちらから
JAPAN! JAPAN! JAPAN!←バックナンバー一覧はこちらから
執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
毎週水曜日更新!
※次回は、秋葉原に日本全国の萌えキャラが集合。Moe1グランプリの模様を報告。
※次回は、秋葉原に日本全国の萌えキャラが集合。Moe1グランプリの模様を報告。