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第45回 アキバ系アイドルもライブ。北京のメイド居酒屋「路地裏」で日中関係の将来を考える
北京のメイド居酒屋「屋根裏」のことは、テレビ番組などでも紹介されたり、日本でもかなり存在が知られるようになってきた。
あるときなどは、夜中にふらりと立ち寄ると、東京の友人とばったり出会ったなどということもあった。
屋根裏のことは、こちらの記事も参照いただきたい。
第19回 居心地よすぎ!北京にオープンしたメイド居酒屋「屋根裏」は料理も美味しい
そんな屋根裏の2号店が「路地裏」だ。先だって(3月)北京の友人と初めて出向いた。
あるときなどは、夜中にふらりと立ち寄ると、東京の友人とばったり出会ったなどということもあった。
屋根裏のことは、こちらの記事も参照いただきたい。
第19回 居心地よすぎ!北京にオープンしたメイド居酒屋「屋根裏」は料理も美味しい
そんな屋根裏の2号店が「路地裏」だ。先だって(3月)北京の友人と初めて出向いた。

屋根裏と基本的なコンセプトは一緒だが、大きく違うことは、ステージのある部屋があることだ。ライブやビデオの上映が可能になったわけだ。われわれが訪ねた日も、日本のアキバ系インディーズアイドル「M&M」がライブを行なって、中国人の観客と盛り上がっていた。
まず自分で行って、トライしてみることの重要性。これは私が文化外交活動でもっとも学んできたことだ。
まず自分で行って、トライしてみることの重要性。これは私が文化外交活動でもっとも学んできたことだ。






場は人を作る。私はいつもそう思っている。世紀末のパリ・モンマルトルに数多くの画家が集まったように、伝説のライブハウスが若かりし日のロックスターの登竜門となったように、路地裏のステージが日本と中国をつなぐアーティストの懸け橋になればよいなと思う。
と、同時に、私自身もこのステージで何かできないかすでに考え始めている。北京は距離も近い。国際プロデューサーを目指す日本の若者と一緒に考えるのもよいかもしれない。
2010年1月、中国での文化外交活動を開始した最初の訪問で出会って以来の友人と、ビールを飲みながら、夢を語っていると、明日への勇気がわいてくる。
課題はあまりにもたくさんある。それでも、日本と中国は隣国としてこれからもずっと進んでいかなければいけない。
私は外交というものは、政治家や官僚だけがするものではないと思っている。お互いを理解するために、お互いの国を好きになってもらうためにどうすればよいのか。その大きなヒントが、この路地裏という場にあると思うのは私だけだろうか。
と、同時に、私自身もこのステージで何かできないかすでに考え始めている。北京は距離も近い。国際プロデューサーを目指す日本の若者と一緒に考えるのもよいかもしれない。
2010年1月、中国での文化外交活動を開始した最初の訪問で出会って以来の友人と、ビールを飲みながら、夢を語っていると、明日への勇気がわいてくる。
課題はあまりにもたくさんある。それでも、日本と中国は隣国としてこれからもずっと進んでいかなければいけない。
私は外交というものは、政治家や官僚だけがするものではないと思っている。お互いを理解するために、お互いの国を好きになってもらうためにどうすればよいのか。その大きなヒントが、この路地裏という場にあると思うのは私だけだろうか。

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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール
作家、ジャーナリスト、事業企画・イベントプロデュース等の仕事とならび、世界24カ国延べ100都市以上で講演やイベント企画、ファッションショーといった「ポップカルチャー文化外交」活動を実施中。外務省委嘱のカワイイ大使プロデューサー、アニメ文化外交に関する有識者会議委員等も歴任。著書(発売順)に『アニメ文化外交』(ちくま新書)『世界カワイイ革命』(PHP新書)『日本はアニメで再興する』(アスキー新書)『ガラパゴス化のススメ』(講談社)『「捨てる」で仕事はうまくいく』(ダイヤモンド社)がある。ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
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※次回は、国際プロデューサーという人材育成について
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