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【櫻井孝昌のJAPAN! JAPAN! JAPAN!】 第102回 日本女子アイドルを好きな欧州女子って恥ずかしがりやが多い?
二人は、好きなアイドルのブログを毎日欠かさず読んでいるという。そして、その人柄や個性に共鳴し、友達のようにすら感じているという。世界には日本のアイドルファンが集まったネットのコミュニティがたくさんある。ファンたちは、そこで常時、なかなか会えないアイドルたちに想いを募らせながら、いろいろなことを語り合っている。そんなコミュニティは日本にとって宝もののような存在だと私は思う。
「愛理がお気に入りのカフェに行ってみたくなります」(キアーラさん)
アイドルのブログは、日本へファンを導く扉でもあるのだ。
ところで、二人ともかなりの恥ずかしがり屋なのだが、二人の性格は一般的なイタリア人の同世代の女性と比較してどうなのだろうか?
「違います」二人とも口をそろえて言う。
「日本のアイドルって、とてもピュアな感じがするんです。そんなところも自分たちの性格と似ている気がします。若いのに頑張っている姿に共鳴するし、そこに自分たちを重ねて私も頑張ろうって思います。普段は普通の女のこなのに、ステージではカリスマなところが日本のアイドルはすごいです」
「愛理がお気に入りのカフェに行ってみたくなります」(キアーラさん)
アイドルのブログは、日本へファンを導く扉でもあるのだ。
ところで、二人ともかなりの恥ずかしがり屋なのだが、二人の性格は一般的なイタリア人の同世代の女性と比較してどうなのだろうか?
「違います」二人とも口をそろえて言う。
「日本のアイドルって、とてもピュアな感じがするんです。そんなところも自分たちの性格と似ている気がします。若いのに頑張っている姿に共鳴するし、そこに自分たちを重ねて私も頑張ろうって思います。普段は普通の女のこなのに、ステージではカリスマなところが日本のアイドルはすごいです」




以前、アメリカの日本アイドルファンにこんなことを言われたことがある。
「日本のアイドルはスターになってもセレブにならないところが好き」
なるほどなと思った。
キアーラさんは日本語を学んで、将来通訳の道を進みたいと言う。
「日本語の音が大好きです。詩を聴いているように感じます。でも、漢字の勉強は……大変です」
そんな二人にこんな質問をされた。
「どうして日本人のアーティストはイタリアにあまり来てくれないのですか?」
それは私もそう思う。私の文化外交活動の出発点でもあるイタリアに、同志と一緒に来る。それは私の大きな目標のひとつだ。
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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール
作家、ジャーナリスト、事業企画・イベントプロデュース等の仕事とならび、世界25カ国延べ120都市以上で講演やイベント企画、ファッションショーといった「ポップカルチャー文化外交」活動を実施中。外務省委嘱のカワイイ大使プロデューサー、アニメ文化外交に関する有識者会議委員等も歴任。著書(発売順)に『アニメ文化外交』(ちくま新書)『世界カワイイ革命』(PHP新書)『日本はアニメで再興する』(アスキー新書)『ガラパゴス化のススメ』(講談社)『「捨てる」で仕事はうまくいく』(ダイヤモンド社)がある。ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
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※次回は、櫻井の文化外交活動の原点でもある『名探偵コナン』プロデューサー諏訪道彦さんとの対談。
※次回は、櫻井の文化外交活動の原点でもある『名探偵コナン』プロデューサー諏訪道彦さんとの対談。
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