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櫻井孝昌(Takamasa Sakurai) のJAPAN! JAPAN! JAPAN!

【櫻井孝昌のJAPAN! JAPAN! JAPAN!】 第105回 人生の挫折を乗り越えて。アイドルは何と闘ってきたのか!?

2012年春、アップアップガールズ(仮)の初のオリジナルシングル「Going my ↑」が発売される。そして、その後、彼女たちは対バンという形で多数のアイドルとステージをともにしていくことになる。

アップアップガールズ(仮)
仙石 「オリジナル曲ができて、ひとつにならないといけないという団結力ができあがりました。そして、対バンを積み重ねることで、知らなかった世界が見えてきました。狭いところにいたんだな、いろんな自由があるんだな、と感じられるようになりました」
古川 「『アッパーカット!』を初披露した、渋谷のduo MUSIC EXCHANGEで行なわれた対バンで、私たちの戦闘的な態勢ができあがったと思います。私たちの負けず嫌いな精神が爆発したライブでした」

ラッキーにも、まさにそのライブを私も観ることができた。このライブを私といっしょに観たのがエレクトリック&アコースティックポップバンドJOYZのリーダーkeyossieだった。彼女たちの『アッパーカット!』に感銘したkeyossieの熱望で、その後、下北沢のライブハウスや松戸の大ホールといった場所で、アップアップガールズ(仮)×JOYZのアイドル×バンドというコラボも実現した。
中野サンプラザ完売というひとつの目標を達成したアップアップガールズ(仮)。いよいよライブ当日へと向かっていくわけだが、次の課題を考えているのだろうか。
関根梓
▲関根梓
古川小夏
▲古川小夏
佐保明梨
▲佐保明梨
古川 「中野サンプラザのライブで、バックダンサーとしてそこに立っていた過去の自分をやっと超えられます。でも、そこからが本当の始まりですよね。武道館を目指していきたいです」
関根 「すべてに対して自信がなかった私ですが、このライブを契機に、そろそろ自分に自信を持って、一人の人として歩いていきたいと思ってます」
佐保 「いろんなフェスのメインを目指したいです。『アプガ出るんだ~』と言われる存在になりたいです」
仙石みなみ
▲仙石みなみ
佐藤綾乃
▲佐藤綾乃
アップアップガールズ(仮)を通して、自分の中の挫折を乗り越えてきた彼女たち。改めて自分にとってアップアップガールズ(仮)はどんな存在か聞いてみた。

仙石 「私の中の闘う心をかきたててくれる場所です」
古川 「人間性をつねに問われる、ひとりの人間として鍛えられる場所です。自分でも昔に比べて強くなったなあと思います」
佐藤 「野生的になる場所です。昔の私は、もっと静かで暗かったです。自分の感情を表に出せるようになりました。ライブで激しく煽っている自分を映像で見ると、どれが本当の自分なんだろうとさえ思えます」
佐保 「ここが私の夢なんです。自分のやりたいことの最終地点。夢がつまってます」
関根 「最近思うのは、私は本当に音楽が好きなんだなあということ。音楽とふれあっている自分が好きとわかった場所です」

アップアップガールズ(仮)
私がプロデューサーとして、自分のなかで新しいことを始めようとする節目節目に、アップアップガールズ(仮)がいてくれることが多かった。
闘うアイドルと呼ばれるアップアップガールズ(仮)、彼女たちがいちばん闘ってきた相手は自分自身だったのかなと思う。
中野サンプラザという通過点を通った彼女たちが、次に何に向かって闘っていくのか、その闘いのどこかでまた一緒にステージに立てればいいなと思っている。

アップアップガールズ(仮)
105回にわたってお送りしてきた「櫻井孝昌のJapan! Japan! Japan!」は今週で最終回。来週からは新連載「ポップカルチャー見聞録 ~世界が愛する日本を追いかけて~」をお送りします。ご期待ください。
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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール 

櫻井孝昌.jpg作家、ジャーナリスト、事業企画・イベントプロデュース等の仕事とならび、世界25カ国延べ120都市以上で講演やイベント企画、ファッションショーといった「ポップカルチャー文化外交」活動を実施中。外務省委嘱のカワイイ大使プロデューサー、アニメ文化外交に関する有識者会議委員等も歴任。著書(発売順)に『アニメ文化外交』(ちくま新書)『世界カワイイ革命』(PHP新書)『日本はアニメで再興する』(アスキー新書)『ガラパゴス化のススメ』(講談社)『「捨てる」で仕事はうまくいく』(ダイヤモンド社)がある。
ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
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