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第58回 彼女はなぜオタクを愛し、こだわるか 桃井はるこ in ボストン
シンガーソングライター&声優である桃井はるこのライブはすごい。
世の中には見なければわからないものがあるが、とくに桃井さんの海外でのライブはまさにそうだろう。
私は、2011年2月のメキシコ、11月のモスクワ、そしてボストンとそのライブを観てきたが、今回のアニメ・ボストンでのライブも圧巻だった。
▲アメリカの遠方や海外から集まったファン同士の交流。西海岸やカナダ、日本から来たファン同士もすっかり仲良しになっていた。私も交え記念撮影(撮影:桃井はるこ!)
世の中には見なければわからないものがあるが、とくに桃井さんの海外でのライブはまさにそうだろう。
私は、2011年2月のメキシコ、11月のモスクワ、そしてボストンとそのライブを観てきたが、今回のアニメ・ボストンでのライブも圧巻だった。

海外のイベントでのライブは、そこに集まった人がファンというわけではない。むしろ、どんな人なのか、どんな歌を歌うのかさえわからない観客のほうが多いのがつねだ。だが、彼女はいつも、そこに集まった観客の心を、ライブを通して根こそぎつかんでいく。
今回のボストンもそうだった。
興味深いのは、桃井はるこが、歌はもちろんだが、MCも日本語で通してしまうことだ。日本に来る海外のアーティストのライブと比較しても、彼女の海外でのライブでは、彼女が歌以外に日本語で話している時間は長い。だが、その場面でステージと観客の距離が遠くなることはないのを、私自身がその場で体感している。
今回のボストンもそうだった。
興味深いのは、桃井はるこが、歌はもちろんだが、MCも日本語で通してしまうことだ。日本に来る海外のアーティストのライブと比較しても、彼女の海外でのライブでは、彼女が歌以外に日本語で話している時間は長い。だが、その場面でステージと観客の距離が遠くなることはないのを、私自身がその場で体感している。

▲ファンも初めて観る人も桃井ワールドを楽しんだ。


「海外でライブを始めたばかりのころは、通訳の方に入ってもらったりもしたんです。でも、私が日本語で話したほうが、かえってみなさんとの距離が近いことがわかって、日本語で通すことにしました」
だから、彼女のライブにはメキシコだろうと、モスクワだろうと、ボストンだろうと差がない。そこはまさに桃井はるこワールドなのだ。
だから、彼女のライブにはメキシコだろうと、モスクワだろうと、ボストンだろうと差がない。そこはまさに桃井はるこワールドなのだ。


「桃井さんすごいですね」
海外のライブを幸運にも観ることができた日本人は、ライブ終了後、必ず私にそう話しかけてくる。
なぜ、桃井はるこが海外のアニメイベントに招待されることが多いのか。彼女のライブのすごさは、それを目撃した人によって次々に伝えられていっているからなのだ。
ボストンでは、桃井さんとたくさん話をすることができた。海外のイベントでのゲストとしての楽しみのひとつに、ゲスト同士の交流がある。みなで食事したり、街に出かけたり。日本を海外で強く意識した同士の絆は深い。
今回、私は彼女がいかにオタクを愛し、こだわっているかが改めてわかった。
「私、女子キャラコスプレをしている男性が大好きなんですよ。それを許す“空気感”みたいなものが好きなんです」
ライブ翌日のファンからのQ&Aパネル。そこで質問をした男子の一人は、なんとテレビ版初代スケバン刑事のコスプレをしていた。私も海外で初めて観るコスプレだった。まさに、桃井さんが愛してやまない空気感がそこには流れていた。
ボストンでは、桃井さんとたくさん話をすることができた。海外のイベントでのゲストとしての楽しみのひとつに、ゲスト同士の交流がある。みなで食事したり、街に出かけたり。日本を海外で強く意識した同士の絆は深い。
今回、私は彼女がいかにオタクを愛し、こだわっているかが改めてわかった。
「私、女子キャラコスプレをしている男性が大好きなんですよ。それを許す“空気感”みたいなものが好きなんです」
ライブ翌日のファンからのQ&Aパネル。そこで質問をした男子の一人は、なんとテレビ版初代スケバン刑事のコスプレをしていた。私も海外で初めて観るコスプレだった。まさに、桃井さんが愛してやまない空気感がそこには流れていた。

▲初代スケバン刑事のコスプレイヤー。80年代アイドルに関して、桃井さんとやりとり。

執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
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※次回から2回は、私の文化外交活動での大きなターニングポイントを紹介する。あの出会いがあったから今がある。
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