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"Creative Meetup! powered by CLF vol.5 ~福岡のアニメ産業~" イベントレポート!(2/6)

大ヒットアニメに携わられているゲストご三方のエピソード、必見です!

ここからは、 "Creative Meetup! powered by CLF vol.5 ~福岡のアニメ産業~" で繰り広げられたディスカッションの内容を一部抜粋してお届けします。次々に飛び出すアニメ業界にまつわる様々なエピソード、そしてクリエイターを目指す皆さんが気になる作品制作について熱く語られました!

アニメ制作の現状とは?

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[司会進行]井上のどか(以下井上): 竹田さんは色々なアニメ制作に携わってらっしゃいますが、今のアニメの現状を教えてください。

竹田 青滋(以下竹田): (毎日放送の深夜枠は現在) 「黒執事 Book of Circus」、「ソードアート・オンラインII」、「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」などをはじめ10番組。そして、日曜17時からバレーボールを題材にした「ハイキュー!!」を全国ネットでやっています。昔アニメがバブルみたいな時は自分らの局で週に60本以上やってた時があったり、僕が小さい時はアニメが2段組で毎曜日19時台とかにあったりしたけど、今はどんどんゴールデンから退いていってる。なぜそうなっていったのかというと、結局は視聴率が取りにくい。アニメの場合、録画して見る人が多いから視聴率的には相当苦しいですよね。

バラエティ番組の場合だと機動力があって、この企画がだめだったら次の週は変えましょうっていうことができるけど、アニメの場合半年後にしか変えられないから。だから、アニメの場合数字という意味ではものすごく取りにくく、機動力がないソフトなので、どんどんタイムテーブルの端に追いやられるのはしょうがないと思う。ただ、録画で見られてるかというデータもちゃんとあるので、見られてないかどうかというのは本当の視聴率の数字と違ってきてるのは確かですね。

井上: 村山さんと青池さんは、今福岡でアニメーション制作をされていますが、福岡の現状はいかがですか?

青池 良輔(以下青池): 僕は福岡に来て4年目で、それまでカナダのモントリオールに住んで仕事をしていました。インターネットでのやりとりの恩恵をものすごく受けてるというか、その時代に仕事をした人とほぼ会った事がありません(笑)福岡といえば、個人とか事務所単位で作品を作ってるような、例えばモンブラン・ピクチャーズさん、Peeping Life(森 りょういち氏)などクリエイターさんが意外にいる。それを東京の方と話していると、「福岡の秘密は何なんでしょう?」と聞かれます。東京ほど忙しくなく、ご飯がおいしいという生活の基本があるということはすごく大切なことなんで、疲弊せずに作品が作れる場所ではあると思いますね。

村山 太(以下村山): 私は福岡に来てまだ4ヶ月目です。こちらに来る前は沖縄コンテンツファンド*にコンテンツを出したところ、採用されて3年ほど沖縄で制作していました。福岡に来るきっかけはこの方(青池氏)です(笑) 去年の夏頃から、「そろそろ新作を何か考えませんか」ということでこちらにお伺いして話し合いをしたんですが、結構忙しいっていうのがわかって近くまで来ないとだめかなと。福岡では現地のスタジオの皆さんの紹介で色んな方々にお会いしてるんですが、皆さんやっぱりクオリティが高くモチベーションもある。弊社の場合は自社ラインを持ってなくて、作品ごとにプロジェクトチームをフリーランス、あるいはどこかのスタジオさんと制作したりしますので、話が合えばどこでも組めるということがあり、これから色々つくれるんじゃないかと期待しています。
*沖縄文化等コンテンツファンド投資事業有限責任組合
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▲ 村山氏が代表を務めるボーナス(株)製作のCGアニメーション、「ヤンス!ガンス!(MEAT OR DIE)」
©BONUS CO.JP.

アニメ産業の今と昔。「ウサビッチ」の世界観はどこから?

井上: 今と昔とを比べるとアニメ産業はどのように変わってきたか何か感じることはありますか?

竹田: 「紙兎ロペ」は衝撃的ですよ。世界観を設定する時は絵空事だけど、細かく色んなことを決めなきゃいけない。例えば、軌道エレベータって赤道上じゃないとあかんねんな。そういうこともひっくるめて、サイエンスや今ある色んな知識を投入して、嘘の世界をつくりあげないといけない。それを嘘だと思ってつくってたら見てる方はしらけて入っていかれないから。ところが、「紙兎ロペ」の面白いところは駄菓子屋「林商店」*はぎっしり描いてあるからすぐ入り込めるねん!それと村山さんの「ウサビッチ」。キレる方のキレネンコとキレない方のプーチン。あの世界観は一種独特でね(笑)ロシア語の通訳兼小説家の米原万里(よねはら まり)さんの「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」と「オリガ・モリソヴナの反語法」の世界観がなんとなく陰惨で結構怖いんだけど、その雰囲気が「ウサビッチ」そのものやんな。そういうところとかは全然何にも参考にはしなかったの?ロシアに設定しようと思ったのはなんで?
*アニメ「紙兎ロペ」の中に登場する駄菓子屋

村山: そうですね。一応コメディということで。その時のラインナップの第一弾が実は青池さんの「ペレストロイカ」っていう作品で。そして、第一弾これ(ペレストロイカ)になりますって言って他の人たちに見せたらみんな影響を受けてロシア風のタイトルになったりとか(笑)

井上: 「ウサビッチ」は青池さんをきっかけにロシアがテーマになったんですか??

青池: いやいや、そんなことないです。

村山: うっすら影響を受けてると思いますね(笑)

竹田: 面白いなと思ったのが、「ウサビッチ」って全く言葉ないやん?プーチンの「はぁっ」って息を使ったリアクションとかだけやん?カエルの"ゲロゲロ"って鳴き声がきっかけで音楽始まったりするし(笑)MTVでつくられたっていうのがまずあると思うけど、グローバルであろうとしたがために台詞無しにしたの?

村山: そうですね。あともう一つの理由が、ポストMTVでデジタルブランドをつくろうと、"Flux"というものをつくってたんです。なぜ日本で始めたかというと、当時はガラケーが主流でそのコンテンツサービスが世界中で一番発達してたのは日本だったということもあって。当時auが着メロディを始めて携帯で動画が見れるサービスがちょうど始まったところで、そのプラットフォームに乗っけられるものは何か、みたいなところから始めたんです。そうすると携帯なので駅のホームとか、あるいは音を消して見たいかもしれない。それじゃ、もう台詞なしで絵だけでわかるものでやってみるというラインナップを組んでやってました。

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