マタギキ 米原 康正氏(10/15)
9.米原 康正の感覚・思考-2
「smart girls」を創刊した頃は、渋谷109のカリスマ店員が出てきたり、街がセクシーな方に流れている時代でした。
渋谷109系と裏原宿系の2つのカテゴリーの女の子たちが主流を占めていました。この頃、ストリート系の女の子たちには「セクシー」の要素は全然ありませんでした。メンズの服をサイズダウンして着ることが主流。だからこの子たちに「セクシー」な部分をプラスさせれば絶対に盛り上がる確信がありました。
創刊号、2号目ともに10万部を超える売れ行きで、多くは女性の方に買って頂けた雑誌です。女性の方に反響があったのは「女性視点で写真を選んだ」からだと思います。男の人が見て全然つまらない写真でも、女性の視点から見れば「カワイイ、カッコいい」といったものがあります。
ですから、この雑誌を作るときは「男性視点」のカメラマンは極力避けました。男性視点を排除し「いやらしさ」や「エグさ」が無かったことが受けた理由だと思います。
渋谷109系と裏原宿系の2つのカテゴリーの女の子たちが主流を占めていました。この頃、ストリート系の女の子たちには「セクシー」の要素は全然ありませんでした。メンズの服をサイズダウンして着ることが主流。だからこの子たちに「セクシー」な部分をプラスさせれば絶対に盛り上がる確信がありました。
創刊号、2号目ともに10万部を超える売れ行きで、多くは女性の方に買って頂けた雑誌です。女性の方に反響があったのは「女性視点で写真を選んだ」からだと思います。男の人が見て全然つまらない写真でも、女性の視点から見れば「カワイイ、カッコいい」といったものがあります。
ですから、この雑誌を作るときは「男性視点」のカメラマンは極力避けました。男性視点を排除し「いやらしさ」や「エグさ」が無かったことが受けた理由だと思います。

なぜeggで僕が普通の女の子たちを扱ったかというと、95年頃から出始めたコギャルたちは、大人が作った「上から命令されることだけをやる」といったシステムに初めて「NO」と言った人たちだと感じたから。例えば当時の援助交際は今の意味とは違って、女の子たちが、「いかに性的なことをせずに、オジサンたちをだましてお金を取るか」ということが本当の意味でした。後に大人たちが、自分たちの分かりやすい言葉に代えてしまい、おかしな方向に行ってしまいますが……。「悪い大人がいれば、だましてお金とってもいいじゃん」という彼女たちのスタンスは、日本で初めて出た「資本主義の申し子たち」だったと思います。その後、渋谷109のカリスマ店員たちも自分たちだけで企画を立てて結果を出していきました。その時僕は「女の子たちだけで動かしていくシステムは新しいな。今までに無かったことだな」と思い、応援するつもりで雑誌を創刊してきました。この思想は違うタイプの女の子たちの雑誌を作る時も根底に流れているものです。