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マタギキ 米原 康正氏(8/15)

7.編集者としての目覚め

マタギキ 米原康正
 やっぱりライターは「もらう仕事」ばかりだったので、編集者として一から文章の隅々まで関わる仕事をしなくてはと思い始めたのが集英社を辞めた3年目ぐらいの時でした。この時期に岩城晃一さんを取材する機会があり、気に入って頂き、それ以来岩城さんに関わる多くの本の原稿を書かせてもらいました。岩城さんの本を編集者として作ることができ、この時期から編集者としての仕事の面白みを感じるようになりました。

 僕の編集者としてのこだわりは「伝わる言葉で語る」ということ。大学生時代に、田舎の少年はニューウェーブがモテると思っているので、サーファーの女の子たちを相手に一生懸命ニューウェーブの話をします。そもそも興味の対象が違うので僕の思いは伝わらなかったんです。でも、彼女たちが興味を持っている「大滝詠一」を使って伝えることで僕の気持ちは伝わります。ニューウェーブの話をするよりも、早くそして確実に伝わります。モテなきゃいけないという本能が「その人が解る言葉で、解る題材を使って話をしないといけいない」ことを早くから気付かせててくれましたね(笑)。
 僕自身は常に、20歳前後の人たちに対して「モノ」を作っているつもりなので、彼らの言葉で表現することを心がけています。年をとって、年を取ったなりの言葉、経験でものを語りたくなりがちですが、そうすると相手がまったく解らなかったり、言葉のニュアンスが違ったりする部分が出てきます。だから、20歳ぐらいの子たちが使っている言葉だったり、話題を使って自分を伝えるように意識しています。

 よく、メーカーなどが女の子を集めて座談会を開いて、商品マーケティングをしていますよね。僕も広告代理店に呼ばれて何度か参加した経験があります。大概の場合、大人たちが子供たちに「こう言って欲しい」という答えを用意しているんです。質問の内容も誘導尋問というか、「こうだよね」といった決め付けに近い形がほとんど。僕はこういったやり方が嫌いで、逆に「何でいいの?」とツッコんだりします。大切なことは最初から決め付けないこと。今の子供たちは、決め付けてしまうと昔の子のように反抗することなく、大人たちを怒らせないために上手にこなすんです。そうさせないためにも、違う意見を言っても怒らない、違う意見が出て当たり前といったことを前提で接していかないと、違う世代の話をきちんと聞くことができないと思っています。

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