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第30回 水島精二監督と中国のオタクたちが過ごした2日間に密着
2012年10月26日~29日に中国・中国福建省の海岸部の都市、廈門で開催された、第5回廈門国際動漫祭(アニメフェア)。
「ガンダムOO」や「鋼の錬金術師」、「夏色キセキ」などの作品を手掛けた水島精二監督と招待され、参加してきた。
「ガンダムOO」や「鋼の錬金術師」、「夏色キセキ」などの作品を手掛けた水島精二監督と招待され、参加してきた。


水島監督の中国訪問は初。水島監督の作品がいかに中国の若者たちに愛されているかを20回を超える文化外交での訪中で感じ続けてきた私は、水島監督と一緒のアニメフェア参加が楽しみでしかたがなかった。
それにしても日本人に会わない旅だった。飛行機を降りて再び帰路に着くまで、日本人にまったく会わない道中となった。だが、前回の本連載で書いたとおり、動漫祭の会場に一歩入れば、そこに展開しているのはまさにニッポンだった。
「オレがガンダムだ!」
「ガンダムOO」の大ファンの男子たちに、名せりふを日本語で叫ばれながら、サインをねだられる水島監督。会場のいたるところが、即席のサイン会場になった。
それにしても日本人に会わない旅だった。飛行機を降りて再び帰路に着くまで、日本人にまったく会わない道中となった。だが、前回の本連載で書いたとおり、動漫祭の会場に一歩入れば、そこに展開しているのはまさにニッポンだった。
「オレがガンダムだ!」
「ガンダムOO」の大ファンの男子たちに、名せりふを日本語で叫ばれながら、サインをねだられる水島監督。会場のいたるところが、即席のサイン会場になった。


「初めて中国の動漫祭に参加しましたが、日本のイベントと同じようにとてもエネルギッシュでした。小さい子供から大人まで参加者の熱気にあふれていて、楽しくすごせました」
そう語る水島監督は、中国のオタクたちをどう感じたのだろうか。
「自分の好きなものに対してとても熱意があるところが世界共通だと実感でき、オタクの世界に国境はないんだなと思いました」
自分のことで考えればわかりやすいが、中国のオタクたちにとって、水島監督と身近に過ごせた2日間はかけがえのない時間だったと思う。われわれも彼らと過ごすことで中国との距離を近く感じられるようになるが、逆もまたしかりだろう。
そう語る水島監督は、中国のオタクたちをどう感じたのだろうか。
「自分の好きなものに対してとても熱意があるところが世界共通だと実感でき、オタクの世界に国境はないんだなと思いました」
自分のことで考えればわかりやすいが、中国のオタクたちにとって、水島監督と身近に過ごせた2日間はかけがえのない時間だったと思う。われわれも彼らと過ごすことで中国との距離を近く感じられるようになるが、逆もまたしかりだろう。



アニメを通して、世界の人たちは日本の文化や社会に大きな関心を示してくれるようになった。だからこそ、リアルな人間の交流もいまこそ必要だと思うのだ。
友人を作ることが、その国を理解できるいちばん重要な外交だと私は思っている。その友人を大切に思う気持ちが、その国を理解しようとする気持ちを高めてくれるからだ。
私は、文化外交活動で出会ってきた若者たちを大切な友人と思っている。彼らが教えてくれることは、私にとってひとつひとつが宝物だ。
そんなチャンスを日本人に与えてくれているアニメ。水島精二監督の作品が世界にどんなふうに届いていくか楽しみでならない。
友人を作ることが、その国を理解できるいちばん重要な外交だと私は思っている。その友人を大切に思う気持ちが、その国を理解しようとする気持ちを高めてくれるからだ。
私は、文化外交活動で出会ってきた若者たちを大切な友人と思っている。彼らが教えてくれることは、私にとってひとつひとつが宝物だ。
そんなチャンスを日本人に与えてくれているアニメ。水島精二監督の作品が世界にどんなふうに届いていくか楽しみでならない。

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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

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※次回は、本連載で半年ぶりのインタビュー記事。高橋愛ちゃんに本格的声優デビューについて聞く。
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